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吉野家創業120周年『特撰すきやき重』50万食限定販売-吉野家120年の歴史で学べること

吉野家120周年記念限定『特撰すきやき重』
牛サーロインを使った
『特撰すきやき重』を
50万食限定で販売を始める
という情報を得てしまった。

グルメな私には、最高のネタ。

是非、すぐに食べに行こうと
台風の中、伺ってみました。

残念なことに、売り切れ。

吉野家のサイトにも、
「特撰 すきやき重」
品切れに関するお詫びが、
掲載されるくらいの状態。

吉野家120周年記念限定新商品『特撰すきやき重』「特撰すきやき重」の価格は
797円(税込860円)
みそ汁・玉子・お漬物付き

「高級な牛肉商品を食べたい」と
いうお客様の声があったことで
120周年の特別メニューとして
「特撰すきやき重」リリースを決定。

50万食がどれくらいでなくなるのか?
楽しみだ。

ところで、120周年ということで
吉野家の歴史を調べてみよう。と
サイトを閲覧していると
「牛丼100年ストーリー」
掲載されていた。

なんて便利な時代だ!
って感じながら、

吉野家の100年ストーリーに学ぶ

1899年に誕生した吉野家の牛丼。
これまでにさまざまな危機を乗り越え
もっと上の「うまい」を目指して
改良を重ねてきました。
現在にまで受け継がれた、
牛丼の100年にわたる歴史を振り返ります。

と冒頭文。

1899年 吉野家誕生
1923年 関東大震災発生
1926年 魚市場が築地に移転。吉野家も一緒に移転
1945年 東京大空襲で店舗を焼失。

戦後すぐに
「市場の復興に携わる人々に
活力を提供したい」という
思いで食材も十分に揃わぬ状況
にも関わらず屋台で商売再開。

牛丼は鰻重と同じぐらい高級な食事

1947年
当時、吉野家の牛丼は鰻重と
同じぐらいの価格で高級な
食事とされていたが、
店舗にはお客様が絶えなかった。

メニューは牛丼のみ「はやい、うまい」に挑戦

1958年
年商1億円という目標を自ら課し、
「はやい、うまい」という
モットーを掲げ、メニューも牛丼のみにした。

「お客様は牛肉を食べに来ている」と考え、
それまで具材として入っていた焼豆腐、筍をやめ、
牛肉と玉ねぎだけのシンプルな「牛丼」を提供

多店舗化が品質を変えるのか?
「はやい、うまい、やすい」「やすい」が価値に

1962年
「はやい、うまい、やすい」を
キーワードに多店舗化に向けて
歩み始めた。

1970年
「多店舗化には安定的な仕入れが必要」
国産牛だけでは調達量に限界を感じ
米国産牛肉が牛丼の味に合うことも知り、
米国産牛肉を取り入れることにした。

当初は国産牛に混ぜ込んで使用してた。
店舗数拡大に伴い輸入量を拡大した。

輸入市場が最悪に。ことごとく失敗する新しい挑戦

1974年
日本への輸入量が限られていた
米国産牛肉を直接買い付けることを目的に、
現地法人USA吉野家をデンバーに設立。
しかし、石油ショックの影響で
日本政府は一時的に牛肉の輸入を禁止した。

1979年
吉野家が確保できる
輸入牛肉の量では
全店舗の牛肉をまかなえい。
そこで、自由に輸入できる
フリーズドライの牛肉をブレンド開始

それでも牛肉の調達が
間に合わない為
「お客様の来店頻度を減らす」
という目的で牛丼の値上げを実施

急速な成長は、キャッシュフローをおかしくする。
吉野家が倒産で学んだ大切なこと「お客様あっての吉野家である」

1980年
急速な店舗展開により
資金繰りが悪化。
1980年7月、会社更生法を申請

この倒産を機に
「牛丼がうまくなくなったら、
お客様が離れてしまう」
「お客様あっての吉野家である」
と身をもって実感。

牛丼の品質にはより一層敏感になった。
「吉野家の味」を取り戻すため、
フリーズドライ牛肉をやめ、
原点の「吉野家の牛丼」に戻した。

バブル崩壊後、チャンスが待っていた
お客様が求める「やすさ」に挑戦

1991年4月 牛肉の輸入が自由化され
吉野家の出店が加速し始める。
10月には牛丼「特盛」が全店導入
1993年 冷夏で日本中がコメ不足
1995年 独自ブレンドのお米を作る
2001年 牛丼並盛は400円から280円へ

「うまい」と「やすい」を
両立させるために
店舗・本部・仕入れなどで
様々な改革に挑戦した。

どうにもならない危機。
牛丼専門の吉野家から牛丼が消える日。

2003年12月24日
米国でBSE感染の疑いのある牛が
発見されたことより、
米国産牛肉の調達が不可能に。

吉野家の品質を守れる
牛肉の全量確保は厳しく
2003年末に、牛丼販売の休止を決定

残り少ない牛丼を
一人でも多くのお客様に
食べていただこうと、
営業時間の短縮や
特盛の販売中止を行った。

2004年2月11日
日本の吉野家から牛丼が消えた

2005年2月11日
なんとか米国産牛肉の在庫を買い集め、
1日限定で牛丼が復活。
お客様が列を作り牛丼の復活を喜んだ。

市場のニーズにあわせ
キャッチフレーズを変更。
「うまい、はやい、やすい」から
「うまい、やすい、はやい」へ変更した。

2006年
「一杯残らず、誇りを持って
うまい牛丼を提供してください」
米国産牛肉の輸入再開により、
牛丼の販売再開を決定。
9月18日 1日限定100万食の
「牛丼復活祭」を開催。

2019年絶好調!第1四半期で営業利益が10億円を超えるのは12年ぶり。

2019年度通期の営業利益を
10億円(前期実績は1億円)と
計画している。

わずか3カ月で、
早くも通期計画を上回る利益水準を
叩き出した格好だ。

第1四半期が終わった段階で
営業利益が10億円を超えるのは12年ぶり。

2018年度は
目新しい商品施策を打ち出せなかったこともあり、
売上高が想定ほど伸びなかった。
という反省をしっかり生かして、

2019年3月 牛丼 超特盛・小盛
2019年5月 ライザップ牛サラダ
2019年7月 牛皿麦とろ御膳
2019年8月 50万食限定 特撰すきやき重
2か月ペースで新商品をリリース

さらに、
牛丼 超特盛・ライザップ牛サラダは、
計画を大幅に上回る反響があるとのこと。

吉野家120年の歴史から学べること

時代の変化に合わせて、
お客様のニーズが変わっている。
お客様のニーズの変化に合わせて、
企業が努力していくことが必要と痛感する。

危機があっても、
動いてる限り、どこかにチャンスはある。

企業にとっての一番の危機は止まること。
止まることは、
成長が止まるだけではなく、
衰退に向かわせるのではないか?

と感じさせる。

自社の価値がお客様に与える影響はなに?
お客様の課題を解決できることはなに?

常にお客様と向き合い、
「仮説」をたて、「実行」し、「検証」する。

このサイクルを最速で回すことが
企業を圧倒的に強くすることと感じる。

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