最初の情報がカギとなる?!アンカリング効果とは~マーケティングに活用できる心理学~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『やぎゅう』です。
マーケティングに活用できる
心理学も第5弾まできました!
今回お伝えするのは、
アンカリング効果について!
-目次-
1.アンカリング効果とは?
2.マーケティングで活用しよう
3.マーケティングにおいての注意点
1.アンカリング効果とは?
アンカリング効果とは、
最初に与えられた数字や情報が基準となり
その後に提示された数字や情報に対して
判断や行動に影響を及ぼす
心理現象のことを言います。
分かりやすく言うと、
1番最初にみた商品が1000円だったとき
それを基準に考えてしまうため
500円の商品を安く感じ、
購入に至りやすくなるということです。
2.マーケティングで活用しよう
先ほどお伝えしたように
最初に得た情報が基準となるので、
初めに見せる商品を
販売したい商品よりも高い商品を
見せておくことで、
販売したい商品を安く感じさせることができます。
お客さんの要望に合わせることを前提に
販売したい商品を見極めて、
その商品よりも高いものから
勧めてみてはいかがでしょうか?
そして、お客さんの反応に合わせて、
「アップセル」や「ダウンセル」という手法を活用すると
マーケティングがより有効的になりますよ♪
「アップセル」と「ダウンセル」については
こちらの記事でご紹介しております▼

また、
1つの商品・サービスの中でも
アンカリング効果を働かせることができます。
二重価格表示を
目にすることはありませんか?
実はこれもアンカリング効果を活用しています。
値引きを行う際に
値引き後の価格のみを表示しておくのではなく、
定価やメーカー希望価格に取り消し線を入れるなどをして
合わせて表示しておくと
安いと感じやすくなるため
販売促進に繋がります!
ECショップの場合だと
こちらの方法はすごく簡単にできると思うので、
どの商品にも活用しない手はありませんね!
(例)定価:2980円
半額:1490円!!
また、
「先着順」や「限定」といった言葉を用いると
より効果を高めることができますよ。
3.マーケティングにおいての注意点
アンカリング効果を
マーケティングに活用できることは
分かったかと思いますが、
活用の際に注意するべき点についても
お伝えしようと思います。
先ほど、マーケティングに活用する方法として
二重価格表示という手段をお伝えしましたが、
その際に注意しておきたい点が
「不当な価格設定をしない」ということです。
不当な価格表示は景品表示法にあたります。
違反になるので、十分な注意をしておきましょう。
詳しくは、
消費者庁のページにガイドラインが掲載されているので、
良かったら下記のリンクから確認してみて下さいね。
また、不当な価格設定は
商品の相場などに詳しい人や鋭い人にとっては
店舗の悪印象に繋がります。
自社の商品であっても
常識の範囲内での価格設定を
忘れないでくださいね!
いかがでしたでしょうか?
心理効果を理解していても
いざ自分が消費者側に回ると
アンカリング効果は発揮されてしまいますね😂
とはいえ、
販売者目線になると使わない手はありません!
うまくマーケティングに活用してみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼前回の記事はこちら▼