価格の高い方が売れる?!ヴェブレン効果とは~マーケティングに活用できる心理学~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『やぎゅう』です。
今回は、
マーケティングに活用できる
心理学の第4弾!
ヴェブレン効果について
お伝えします♪
-目次-
1.ヴェブレン効果とは?
2.マーケティングで活用しよう
3.マーケティングにおいての注意点
1.ヴェブレン効果とは?
ヴェブレン効果とは、『顕示効果』とも呼ばれ、
「見せびらかしたい」という心理が働き、
商品の価格が高いほど需要が増加する
という心理現象のことです。
「商品を少しでも安く購入したい」
という心理が一般的かと思いますが、
ヴェブレン効果は反対に、
虚栄心や承認欲求、自己顕示欲によって
高額の商品を購入するという消費行動に繋がります。
この時の心理について、具体的に例を挙げると
「周囲にすごいと思われたい」
「周りに見せびらかしたい」
というと、わかりやすいですね!
この消費行動のことを
顕示的消費(誇示的消費・見せびらかし消費)と
表現されることもあります。
2.マーケティングで活用しよう
ヴェブレン効果においては、
「高価なモノが売れる」ということが
分かったかと思いますが、
実際にマーケティングに当てはめると……
もっとも
思い浮かべやすいものと言えば、
「ブランド品」ですよね!
ハイブランドのロゴが入ったバッグが
高額で売れているのは、
ヴェブレン効果によるものなんです!
つまり、ヴェブレン効果を
マーケティングにおいて活かすためには
商品・サービスに「価値」をもたせる必要があります。
それもただの「価値」ではなく、
特別な「付加価値」が重要になってきますよ!
3.マーケティングにおいての注意点
ヴェブレン効果を
マーケティングに活かす際の注意点としては、
またブランドイメージを損なわないためにも
安易に値引きなどの安売りを行わないことが
大切になってきます。
「価格が高い」ということに加えて
「入手困難」などをセットで
考えておくと良いかもしれません◎
また、
高額商品・サービスを提供するにあたって
「手作り」などの
裏付けも必要になってきますよ。
ちなみに、前回の記事でもご紹介したのですが、
「スノッブ効果」という心理現象も
ヴェブレン効果と似ているので合わせて考えがちです。
ヴェブレン効果とスノッブ効果の違いとして
注意しておきたいのは、
ヴェブレン効果は
「みんなに見せびらかしたい」
という欲求に対して、
スノッブ効果は
「みんなと違うものを手に入れたい」
という欲求であるということです。
分かりやすく考えると、
スノッブ効果では
必ずしも高い価値を求められているわけではない
ということですね!
スノッブ効果については、
詳しくはこちらの記事でご紹介しております▼

いかがでしたでしょうか?
商品は安くすれば売れる!
という訳ではないんですね……Σ(‘ω’ノ)ノ
心理学をうまく活用して
商品に合ったマーケティングを行うと
より効果的かも♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼前回の記事はこちら▼