ニーズの明確な顕在層へアプローチが得意!「リスティング広告」とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『ふくだ』です。
前回はWeb広告の1つである
「ディスプレイ広告」について
ご紹介いたしました。
今回は
「リスティング広告」についてのご紹介です!
ぜひご覧くださいませ!
▼前回の記事はこちら▼

-目次-
1.リスティング広告とは
2.リスティング広告の仕組みと費用
3.リスティング広告のメリット・デメリット
1.リスティング広告とは
リスティング広告は
「検索連動型広告」とも呼ばれます。
検索したキーワードに応じて
検索エンジンの結果画面に
表示されるテキスト形式の広告です。
【Google】
【Yahoo!】
ユーザーが検索したキーワードと
関連性の高い広告が表示されるため、
👆ニーズが明確
👆特定のサービスや商品を探している
といった興味・関心・購買欲等が
高い状態のユーザーへのアプローチが
期待できます。
適切なキーワード設定し
狙った商品・サービスの情報を求めている
ユーザーに広告を表示できれば、
効率的な集客につなげられるのです。
そして、
「テキストのみ」での訴求となることも
リスティング広告の大きな特徴です。
2.リスティング広告の仕組みと費用
表示の仕組み
リスティング広告は
出稿の際に次の項目を決めて登録します。
・ターゲット
・キーワード
・広告文
・入札単価
・予算
“ 登録されたキーワード ” と
“ ユーザーが検索したキーワード ” が
一致した場合に、表示候補となります。
そしてリスティング広告には
掲載順位を決める「ランク」があります。
クリック率や関連性、ページの利便性、
掲載実績といった “ 広告の品質 ” と
“ 入札価格 ” によって
掲載順位、または掲載有無が変わります。
自然検索との大きな違いはこの部分で、
リスティング広告は
入札によるオークション制での表示となります。
広告の品質、入札価格だけでなく、
“ オークションごとの競争状況 ” が
加味されるリスティング広告もあります。
リスティング広告の費用 -クリック課金制-
リスティング広告では
入札によるオークション制によって
掲載順位が決まりますが
表示(掲載)されただけでは費用は発生しません。
ユーザーにクリックされて
初めて広告費が発生する
「クリック課金制」の広告です。
掲載のみでは費用がかからないため、
コストを最適化しやすいといわれています。
1クリックあたりの広告費用を
「クリック単価(CPC)」と呼び
入札の際にこの単価の上限を設定し、
実際にかかった単価と
そのクリック回数によって
広告費が決まります。
3.リスティング広告のメリット・デメリット
それでは最後に、
メリットとデメリットについて
押さえておきましょう。
メリット
リスティング広告のメリットは
次のとおりです。
・検索結果の上位に表示できる
・効果の高い広告配信ができる
・低予算でも始められる
・効果測定がしやすく、改善しやすい
✅検索結果の上位に表示できる
掲載場所が検索結果上部のことも多く、
検索画面の最上部部分に掲載されれば、
たくさんの人の目に触れさせることができます。
検索上位に表示できるのは
大きなメリットといえます。
クリックされなくても
ユーザーの認知につながりやすくなり、
商品等の利用機会の創出にもつながっていきます。
✅効果の高い広告配信ができる
1.リスティング広告とは でもご紹介したように
👆ニーズが明確
👆特定のサービスや商品を探している
といったユーザーへのアプローチができます。
つまり、
購入意欲が高まっている「顕在層」へ
広告が配信されます。
特にリスティング広告は
自身でキーワードを入力するほど
意欲が高まっているユーザーです。
そのため商材の認知度UP、コンバージョンの獲得に
高い効果が期待できます。
✅低予算でも始められる
クリックされた際に費用が発生する
「クリック課金制」であり、
広告予算も設定することができるため
予想以上のクリックによって
予算をオーバーを防げます。
予算のコントロールも可能なので、
逆に、集客したいタイミングでの
予算集中やCPC変更もできます。
配信の停止や内容変更にかかる時間も短く、
様子を見ながら運用が可能です。
適切なキーワード等の設定、
広告の質の向上によって
CPCも抑えられれば、
少ない予算で始められるのです。
✅効果測定がしやすく、改善しやすい
リスティング広告では
広告の成果が
多くの指標にデータ化され、
ほぼリアルタイムで確認することができます。
そのため、
効果を測定し、条件等の変更や
内容改善がしやすいメリットがあります。
より効率の良い広告運用をしやすい広告です。
デメリット
リスティング広告のデメリットは
次のとおりです。
・競争率の高さによるコストの高騰
・運用の手間と継続的なコストの必要性
・潜在層へのアプローチがしづらい
✅競争率の高さによるコストの高騰
競合が多く、競争率が高い業種や分野では
入札にかかるクリック単価が高騰し
狙うキーワードによって
掲載するためのコストが高くなる可能性があります。
✅運用の手間と継続的なコストの必要性
使いこなすための操作方法や
成果が出ていない場合に
どこを改善すれば良いのかなどには
知識が必要です。
また、自由に費用を決められ、
コントロールもできますが
掲載し続ける際には、その分
継続的に費用が必要となります。
費用を抑えながらの配信には
条件やキーワードの改善が
必要不可欠となります。
✅潜在層へのアプローチがしづらい
キーワード一致の特徴をもつため、
具体的なニーズが固まっていない
「潜在層」へのアプローチは難しくなります。
「潜在層」にもアプローチしたい場合には
ディスプレイ広告などの
他の広告の併用も必要になります。
今回はリスティング広告について
ご紹介させていただきました。
前回ご紹介してディスプレイ広告は
「潜在層」へのアプローチでしたが、
今回のリスティング広告は
「顕在層」へのアプローチを得意とします。
広告によっての得意不得意を把握することで
自社の最適な広告運用に繋がっていきます。
次回は純広告について
ご紹介していきたいと思いますので
ぜひまたご覧になってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。