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様々な指標を活用して、より効果的な広告運用を目指す!

みなさま、こんにちは!

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する

『ふくだ』です。

ECサイト経営で
売上・利益を上げるために
WEB広告を導入することもありますよね。

今回は
WEB広告のデータ分析に不可欠な
広告指標」について簡単にご紹介します!


-目次-
1.広告指標とは
2.ユーザーの行動に関わる指標
3.費用に関わる指標

1.広告指標とは

広告運用を評価するために
必要な項目のことは
広告指標」といわれます。

広告指標は一つではなく、
より良い広告運用にするため
様々な角度からの指標があります。

特にWEB広告は
データ・広告指標を用いて
効果の検証・改善することが不可欠です。

様々な情報が溢れ、
変化の早いWEBの世界だからこそ、
広告運用も常に改善していくことが大切です。

広告自体は適切か

訪れられる商材やページの改善が必要なのか

広告費用のバランスはどうか

これらを考えるために大切な
広告運用の基本的指標を
ご紹介していきましょう。

2.ユーザーの行動に関わる指標

今回ご紹介する広告指標は9種類。

それぞれを、その特性から

✅ユーザーの行動を示す指標
✅広告費用を示す指標
✅広告の費用対効果を示す指標

に分けてご紹介していきます。

ユーザーの行動に関わる指標

次にご紹介する5つの広告指標は
ユーザーの行動に関わる指標です。

imp(インプレッション)
Click(クリック数)
CTR(クリック率)
CVs(コンバージョン数)
CVR(コンバージョン率)

imp(インプレッション)

imp(インプレッション)は
広告が表示された回数のことで、
ページに広告が表示された時点でカウントされます。

impが低ければ
広告がそもそも表示されていないことを
示すので、改善の指標となります。

Click(クリック数)

Click(クリック数)は
広告がクリックされた回数を示します。

ユーザーの訪問数を確認でき、
CTRやCPCを算出するのに
大切な指標です。

CTR(クリック率)

CTR(クリック率)は
広告の表示回数に対して
クリックされた数の割合です。

CTR=クリック数÷表示回数×100(%)

CTRが低いということは
ユーザーが見ているがクリックには
至らないということであり、
商品・ページ等へのアクセスに繋がっていないということです。

CVs(コンバージョン数)

CVs(コンバージョン数)は
目標に到達した数を示す指標です。

なお、コンバージョンとして
設定されるのはEC等では
商品の購入などが多いですが、

業態や媒体に応じて
資料請求・問い合わせ・申込などが
コンバ―ジョンとして設定されることもあります。

CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)は
クリック数に対する
コンバージョン数の割合を示します。

CVR=コンバージョン数÷クリック数×100(%)

CVRが高ければ、
ページ等からユーザーに魅力が伝わり、
購入や申込に繋がっているといえるでしょう。

3.費用に関わる指標

広告費用を示す指標

CPC(クリック単価)
CPA(コンバージョン単価)

CPC(クリック単価)

CPC(クリック単価)は
1クリックを獲得するのにかかった費用です。

CPC=広告費÷クリック数

CPCは安いほど、
「1クリックあたりの費用が少なく、
多くのユーザーを誘導している」
ということになります。

ただ、CPCが安くても
CVRが低く、コンバージョンには
繋がっていないこともあるため
目的・目標に合わせて注意が必要です。

CPA(コンバージョン単価)

CPA(コンバージョン単価)は
1件のコンバージョンを獲得するのに
かかった費用です。

CPA=広告費÷コンバージョン数

CPC同様、
安ければ成果達成にかかった費用が少なく、
効率よく運用できていると
判断されます。

~ 限界CPA ~

効率が良い(安い)と判断する基準として
限界CPAという指標も覚えておくと良いでしょう。

限界CPA=売上単価-原価

売上単価3,000円、原価が1,000円の場合、
上記の式に当てはめると
限界CPAは2,000円です。

つまり、
CPAが2,000円を超えると
利益を取ることが難しくなるということです。

より正確には、
この2,000円の中には
まだ営業経費等があるため

2,000円というのは、
最低ラインとして考える必要があります。

広告の費用対効果を示す指標

ROAS
ROI

ROAS

ROASとは、
投資した広告費に対して、
得られた売上金額の割合を示します。

ROAS=売上金額÷広告費×100(%)

広告費と売上金額が同じであれば100%となるため、
100%を超えれば、
広告費を超えた売上金額を獲得したということです。

つまり、
ROASが高いほど
売上に対する貢献度が高いことになります。

ただし、あくまで売上ベースでの指標のため、
利益が本当に出ているかどうかは判断できず、
数値が高くても利益はマイナス、ということが
充分に考えられることには注意が必要です。

ROI

ROIとは
投資した広告費に対して、
得られた利益の割合を示します。

ROI=広告経由の利益÷広告費×100(%)

こちらはROASで判断できなかった
利益が出ているかどうか」を
判断することができます。

100%を超えれば利益が発生、
100%未満であれば赤字となり、
改善が必要となります。

ただし、その時点での利益を測る
短期的な評価になりやすく
長期的な施策には不向きな面もあるため、
状況に応じて判断する必要があります。


9種類の広告指標について
簡単にご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

それぞれの広告指標には、
それだけでは測れない部分があります。

ただ一つの指標で見て、
判断するのではなく

いくつかの指標を合わせて
効果を測定することで、
最適な改善策を考えることが大切です。

広告指標を活用して
より効果的な広告運用を
目指してみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼前回の記事はこちら▼

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