狙うべき自社の立ち位置はどこ?マーケティング戦略!~STP分析とは?~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『やぎゅう』です。
マーケティング戦略の
フレームワーク第3回目!
今回はSTP分析について
ご紹介します!
-目次-
1.マーケティングのおさらい
2.STP分析とは?
3.STP分析の注意点
1.マーケティングのおさらい
それでは、今回もはじめに
マーケティングのおさらいからしていきましょう。
マーケティングとは、
企業が顧客に届けたい製品・サービスを
欲しいと思っている顧客に対して、
的確に届けるための仕組みを作ること。
簡単に言うと、
商品を売るために
市場調査・広告宣伝・販売促進などを行うことでしたね。
そして、
マーケティング戦略にもフローがあります。
これまでの記事で、
3C分析やSWOT分析から
マーケティング環境の把握ができたかと思います。
まだ読んでいない方は
先に是非こちらの記事からご一読ください▼
①3C分析でマーケティングの環境を把握!

②SWOT分析で自社分析!今後の戦略を明確化!

3C分析やSWOT分析を行うと、
環境の把握ができたかと思います。
続いてのフローでは
「自社の立ち位置を決める」
というところです。
企業や商材の目指すべき姿であったり、
自社の安定や勝負できそうな立ち位置を探ったりして、
ゴールをより明確にしていきます。
そこで、
STP分析を行いましょう!
2.STP分析とは?
STP分析とは、
3つのステップで分析を行い、
最終的に
自社の立ち位置を決めることで
効率的なマーケティングを図ります。
その3つのステップの頭文字を取って
STP分析と呼ばれています。
それぞれのステップはこんな感じ▼
Segmentation(市場細分化)
Targeting(狙う市場の決定)
Positioning(自社の立ち位置の決定)
Segmentation(市場細分化)
まず、
Segmentation(セグメンテーション)で
市場細分化を行います。
様々な指標を用いて市場を分けることで、
自社のニーズはどこにあるか明確にしていきます。
市場細分化の例としては、
顧客を家族、単身、カップルなどのグループや
性別や年代などで分けてみましょう。
Targeting(狙う市場の決定)
市場の細分化ができたところで、
Targeting(ターゲティング)に入り、
ターゲットを選定して、
狙う市場を決定をしていきましょう。
先ほど行った
セグメントした市場の中から、
どこをターゲット層にするか狙いを絞ります。
Positioning(自社の立ち位置の決定)
そして最後に
Positioning(ポジショニング)を行い、
自社の立ち位置を明確にして
決めていきましょう。
セグメントした市場の中で、
競合他社との比較を行い、
自社の勝負できそうなポジションを定めます。
縦軸と横軸を決めて、
ポジショニングマップを作成すると
見える化ができて分析しやすくなりますよ♪
軸を決める際は、
購買決定要因(KBF)である値段や品質などで見てみたり、
自社の強みになるところで決めてみたりするのがポイントです。
また、縦軸と横軸の相関性は
できるだけ低くなるように注意してくださいね!
3.STP分析の注意点
最後に
STP分析を行う際の
注意点をお伝えします。
STP分析を行う上での注意点として、
市場の大きさや成長率を
考える必要があるということです。
自社に合う立ち位置が見つかったとしても
その市場の規模や将来性によっては、
結果が出てきにくいと思われます。
市場の大きさと成長性は確認しておき、
多角的な視点を忘れないようにしましょう。
STP分析はあくまでも
市場の中でターゲットを絞り、
自社の立ち位置を決めるという
フレームワークであることを肝に置き、
次回ご紹介する4P分析など、
他のフレームワークを併せて活用して
より効果を伸ばしていきましょう~!
また、市場の変化に付いて行くためにも
定期的にSTP分析を行うとよりよいマーケティングが
行えるようになるかと思います。
是非、STP分析を行う際には
上記でお伝えした注意点にも気を付けて
分析をしてみて下さいね♪
いかがでしたでしょうか?
次回は……
マーケティングのフレームワークのご紹介も
いよいよ最終回となります!
4P分析についてお伝えします!
ぜひご一読くださいませ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼前回の記事はこちら▼