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自社分析で今後の戦略を明確に!マーケティング戦略~SWOT分析~

みなさま、こんにちは!

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する

『やぎゅう』です。

今回は前回の3C分析に引き続いて
マーケティングのフレームワークのひとつ
SWOT分析についてご紹介します!


-目次-
1.マーケティングのおさらい
2.SWOT分析とは?
3.SWOT分析のフローと注意点

1.マーケティングのおさらい

本題のSWOT分析に入る前に
まずは簡単に
マーケティングのおさらいをしましょう!

マーケティングとは、
企業が顧客に届けたい製品・サービスを
欲しいと思っている顧客に対して、
的確に届けるための仕組みを作ること。

簡単に言うと、
商品を売るために
市場調査・広告宣伝・販売促進などを行うことでした。

ざっとマーケティングの概要を確認したい方は
まずはこちらの記事からご一読ください♪

そして、
マーケティング戦略にもフローがあります。

まずは
マーケティング環境の把握から
ということで、
前回は「3C分析」についてお伝えしました。

今回お伝えするSWOT分析は
3C分析のうちの「Company(自社)」の際に
活用できるフレームワークです!

前回の3C分析の記事はこちらから▼

2.SWOT分析とは?

SWOT分析とは
4つの要素の頭文字から名付けられており、
自社の分析を行う際に活用します。

SWOT分析から
自社が置かれている
現状の把握を行いましょう。

まず、
SWOT分析の4つの要素とは

環境と要因の2軸で4つのカテゴリーに分け、
自社の抱える環境と市場や他社の状況、
ポジティブ要因(プラス面)とネガティブ要因(マイナス面)で
掛け合わせて、4つの要素に分けます。

上記のマトリクスを作成して、
それぞれの要素に当てはめてみて
分析をしていきましょう!

4つの要素ついては
簡単に下記にまとめています▼

Strengths(強み)
内部環境 × ポジティブ要因

得意とすること、スキル、経験、知識 など
活かすべき強み部分です。

Weaknesses(弱み)
内部環境 × ネガティブ要因

不得意、未熟、自信がないこと など
克服すべき弱みです。

Opportunities(機会)
外部環境 × ポジティブ要因

人脈、新市場、チャンス、味方になるもの など
機会について。

Threats(脅威)
外部環境 × ネガティブ要因

経済状況、市場熟成、ライバル など
脅威となるもの。

3.SWOT分析のフローと注意点

◆ SWOT分析を行う際のフロー

SWOT分析を行う際は
まず目的と目標を明確にしておきましょう。

目的と目標を明確にできたら、
続いて、先ほどのマトリクスを使い
4つの要素をかきだしてみて、
現状の把握を行います。

そして最後に
4つの要素を出しきれたら、
クロスSWOT分析をしていきます。

先ほど出した4つの要素を
クロスして分析を行い、
今後の戦略を練りましょう。

クロスSWOT分析もまた
下記のマトリクスを使用すると良いですよ♪

クロスSWOT分析のそれぞれの要素については
以下を参考にして考えてみてくださいね。

強み × 機会

機会を捉え、強みを最大限に活かす方法は何か?

強み × 脅威

強みを活かして、脅威を回避する方法は何か?

弱み × 機会

弱みによって、
機会を逃してしまわないようにする方法は何か?

弱み × 脅威

弱みと脅威による最悪の事態を回避する方法は何か?

◆ SWOT分析を行う際の注意点

最後に
SWOT分析を行う際の注意点ですが、
大きく2つあります。

まず1つが、
先ほどのフローにもあった
「目的」と「目標」を必ず決めておく
というところです。

目的と目標を明確にせず、
分析を行うこと自体が目的になってしまっては
意味がなくなります。

より自社をより良くするためにも
予め、目的と目標は明確にしておきましょう。

そしてもう1つが、
「強み」と「機会」を混同しない
ということです。

強みと機会は混同してしまいやすい要素ですが、
強みは、自社の特性などであり、
機会の外部環境である市場の傾向などは
自社がコントロールできるものではないということです。

市場の傾向と自社の製品やサービスが
もし一致していたとしても
それは外部環境にあるため、強みとは言えないので
混同しないよう気を付けましょう。

もちろん、
「弱み」と「脅威」の混同にも
気を付けてくださいね!

注意点にも気を付けながら
今回の記事をぜひ参考にして
SWOT分析を行い、
戦略を立ててみてくださいね♪


いかがでしたでしょうか?

次回ご紹介する
マーケティングのフレームワークは
STP分析です!

ぜひご一読くださいませ♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼前回の記事はこちら▼

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