早めの準備が鍵!お中元や夏ギフトなど「夏のギフト商戦」にできるひと工夫とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
梅雨に突入してから
毎日ジメジメとした湿気に悩まされ
自宅の半地下の部屋は除湿用のグッズで
埋め尽くされる勢いです。
梅雨明けは7月中旬以降と
まだ先のようですが、
これもまた
日本の四季を感じるいい機会なのかもと
心を切り替えて過ごしていきたいですね。
さて、本日の記事では
そろそろ準備をしておきたい
「夏のギフト商戦」についてご紹介していきます。
-目次-
1.夏ギフトの定番「お中元」!暑中見舞いとの違いは?
2.昨年の夏ギフト需要にみる傾向
3.商機を逃さないための工夫
1.夏ギフトの定番「お中元」!暑中見舞いとの違いは?
「お中元」の概要と時期は?
お中元(おちゅうげん)は
中国にルーツをもち
道教の「中元」と日本の「お盆」が混ざったと言われています。
基本的には、目下から目上の人、
例えば、上司や取引先、親・親戚や恩師など
日頃からお世話になっている方に贈ります。
お中元を贈る時期は、
地域ごとに異なります。
全国的にも一番早いお中元は東北・関東で
7月初旬から7月15日まで。
北海道や
東海・関西・中国・四国では
7月中旬から8月15日まで。
北陸では地域によって、
7月前半~/7月後半~と分かれ
8月15日までに贈るとされているようです。
一方で南にある九州では
8月1日から8月15日まで、
沖縄では、旧暦の7月15日までに贈るそうなので、
2022年8月12日までにとなるようです。
全国でも贈る時期にバラつきがありますが、
最近では関東の風習に合わせるなどの変化がみられるようです。
「暑中見舞い」の概要と時期は?
暑中見舞い(しょちゅうみまい)は、
暑さが厳しい時期に普段なかなか会えない方や
お世話になった方の
健康を気遣い暑さを見舞う手紙です。
そのため
お中元は品物を贈り、
暑中見舞いには
挨拶文を送るという意味が
強く残っています。
また別の解釈では
お中元は
「日頃からお世話になっている方への
感謝の気持ちと相手の健康を気遣って贈るもの」、
暑中見舞いは
「夏の暑い時期に
相手の健康を気遣って贈るもの」ともされています。
暑中見舞いを贈る時期に
お中元のような地域差はなく
7月中旬~立秋までとされています。
立秋を超えて贈る場合には、
残暑見舞いとして
立秋~8月末までに贈るとされています。
2.昨年の夏ギフト需要にみる傾向
昨年の検索数でみる夏のギフト需要!
『Google Trends』でみた
昨年の「夏ギフト」の人気度の動向ですが
4月4日以降から緩やかに上昇していき
6月20日ごろまで下降と上昇を繰り返し
7月4日~7月10日までがピークとなっています。
次に「お中元」の人気動向ですが
夏ギフトよりもやや遅い
5月2日ごろから緩やかに上昇
夏ギフトと同じく
7月4日~7月10日にピークを迎えています。
暑中見舞いや残暑見舞いについては、
夏ギフトやお中元よりもやや遅く
暑中見舞いは5月23日ころから上昇し
8月1日~8月7日までにピークを迎え、
残暑見舞いは7月11日ころから上昇し
8月8日~8月14日までにピークを迎えています。
▼暑中見舞い(1枚目)と残暑見舞い(2枚目)
また『Google Trends』での
過去5年間の人気動向は全体的に上昇傾向にあり
最近では会えないことなどが増えたため
代わりにギフトを贈る場合も多くあり
ユーザーからの需要も高まっているようです。
3.商機を逃さないための工夫
早めの準備が肝心!
ギフト商戦に勝つには、
“早めの行動”が必須です。
スタートダッシュが遅れると、
その分の売り逃しが発生してきます。
先程は昨年の例でしたが、
『Google Trends』では期間を変えることで
現在までの検索に関する人気動向を伺えるため
時季を知る目安にもなるのでお役立てください。
さらに、
ピークまでの期間で可能な対策として
夏季限定ギフトを準備し、
夏ギフト/お中元の特集ページを
作ってみてはいかがでしょうか?
夏向けの包装やメッセージカードなど
ギフトオプションに追加したり
お届け日の指定が出来たりなど、
ひと工夫を施すことによって
顧客様の選択肢を増やすことができ、
転換率にも繋がってくるかと思います。
また、ただ商品を並べるのではなく、
さまざまな予算に対応できる商品パターンの作成も
お客様の選択肢を増やせそうですよね。
商品自体を考えることも重要ですが、
付加価値や売り方も工夫を施すことで
より販売促進や売上アップの肝になるかもしれません!
▼ギフト需要への応え方やポイントなどはこちら!

夏ギフト商戦に向けて
色々な施策を試されてみてください!
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。