売上アップ×認知度アップに繋がる!『EC市場×ふるさと納税』~概要や利点、活用方法とは?~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
梅雨入り前ということで
全国的に天気が
崩れているところが多いようですね。。
憂鬱にもなりますが、
雨具を新調するなどして
気分よく過ごしていきたいところです……!
さて、今回の記事では、
「EC市場×ふるさと納税」について
ご紹介していきます。
-目次-
1.そもそも「ふるさと納税」とは?
2.EC市場×ふるさと納税の活用方法
3.実際の事例をご紹介!
1.そもそも「ふるさと納税」とは?
「ふるさと納税」とは?
ふるさと納税は、
多くの人が生まれ育った地方(ふるさと)から
進学や就職を機に都会へ出るとその自治体へ税金を納めるため
「地方(ふるさと)へも自分の意思で
いくらか納税できる制度があってもいいのでは?」という
問題提起から議論などを経て、
2008(平成20)年4月の地方税法等の改正で生まれた制度です。
「納税」という言葉が使われていますが、
実際には、都道府県や市区町村への寄付として扱われます。
一般的には、
自治体へ寄付した場合には確定申告を行うと
寄付金額の一部が所得税及び住民税から控除されますが、
ふるさと納税では、
原則として自己負担額の2000円を除き
全額が控除の対象となります。
こうしたメリットだけでなく、
各自治体では返礼品(寄付金額の3割以内相当)を用意しており、
その多くが各自治体の特産品なことも多く
食品だけでなく生活用品など非常に豊富な種類が準備されています。
情報出典:総務省_ふるさと納税ポータルサイト
2020年(令和2年)の寄付額と今後の傾向
2021年に総務省から発表されたデータによると、
2020年度(令和2年)の「ふるさと納税」の寄付額が
過去最高額の約6725億円に達したようです。
所得税・住民税から控除を受けるためには、
原則として確定申告を行う必要がありますが……
事前の申告によって確定申告が不要になる
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が
始まった2015年(平成27年)ごろを境に、
受け入れ件数・寄付額とともに
ぐんぐんと飛躍していき
制度としての知名度も徐々に高まりました。
Googleトレンドにて
「ふるさと納税」の過去5年間の検索数を見ても
徐々に検索数が上がっていることが分かり、
期待大の市場と言えそうです……!
2.EC市場×ふるさと納税の活用方法
「ふるさと納税」各企業に広がる流れとは?
また、知名度が高まるとともに
大手の楽天市場などがプラットフォームを提供したことや
独自のECプラットフォームの立ち上げなども見られただけでなく
コロナ禍での巣ごもり消費の高まりと
打撃を受けた生産者への支援メニューが増えたことで
「応援消費」としての追い風を得たことで浸透率も高まりを見せました。
▼コロナ禍で変化する食品通販業界の事情についてはこちら!

費用面からみる「ふるさと納税」
地域企業は「ふるさと納税協力事業者」に登録することで
返礼品を提供できるようになるのですが、
そのメリットはなんといっても、
売上アップ+認知度向上です……!
ただ、心配なのは、
「ふるさと納税」に出品する際の
費用面ではないでしょうか?
【売上】
事業者側が販売する値段を申告
【原価】
商品原価
【販売費及び一般管理費】
事業者側は広告費・送料・決済手数料などの負担なし
(※モール内広告費除く)
【利益】
粗利=利益
申告した額面次第で
非常に高利益な状態での出品が可能とされています。
また売上や認知度の増加についても
販売するふるさと納税ポータルサイトや
各モールにはよりますが、多くのアクセスが期待できます。
▼ECで大切な考え方「売上の方程式」はこちら!


ストーリー消費促進+適切な広告施策を……!
返礼品の場合、
肉や魚、果実や野菜類などが多く
1次産品はただメニューを増やすとどれも似てしまいがちです。
そのため、
他の地域や会社が提供する地産品と
差別化するためには「ストーリー化」が欠かせません!
例えば、
商品開発の背景や地域に根付いた話、
生産者などの思いがクリアに見えることが
応援したい・共有したいという気持ちに繋がります。
同じような商品でも
ストーリー性の有無で特別感を与えるだけでなく
適切な広告配信やSNSなどのマーケティング施策を
取り入れることで売上につながる可能性が高くなります!
※出品の条件や登録方法は、自治体によって異なります。
出品する際には、まず管轄の自治体にお問い合わせください。
▼推し消費や応戦消費については下記をご覧ください!


3.実際の事例をご紹介!
楽天ふるさと納税
楽天市場が2015年7月からオープンした
「ふるさと納税専用サイト」です。
国内最大のECプラットフォームという
利点を活かすだけでなく
培ったノウハウを余すことなく提供してくれることも
出店者側には嬉しいポイントのひとつです!
また、出店者側のメリットだけでなく
ユーザー側の利便性としても、
普段の楽天市場での買い物と同じように
気軽にふるさと納税の手続きが行えて、
寄付金額に応じてポイントが付与されるなど
ユーザーにも嬉しいメリットを提供できます!
★楽天ふるさと納税のサイトは、こちら!
さとふる
独自で立ち上げる必要もなく
比較的手軽に出品できるのが
各ふるさと納税のWEBサイトです。
ふるさと納税のサイト中でも、
「さとふる」は、高い知名度を誇ります。
ランキングやレビューから返礼品を探せたり、
ユーザー側は控除上限額が分かるなど
ユーザービリティに優れており、
各自治体の詳しい情報も掲載されています。
※出品の条件や登録方法は自治体によって異なるため
出品する際には、まず管轄の自治体にお問い合わせください。
寄付金額も上昇傾向にあり
優れたマーケットを持つ「ふるさと納税」
今後も注目していきたいですね……!
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。