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既存顧客との良好な関係に不可欠!「LTV」とは?

みなさま、こんにちは!

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する

『ふくだ』です。

以前の記事では、
総合通販と単品通販について
ご紹介しました。

今回のテーマは、
リピートしてもらうことが大切な
単品通販にも重要になってくる
LTV(Lifetime Value)について
ご紹介していきます☞

▽以前の記事はこちら▽


-目次-
1.LTVとは?
2.LTVの計算方法
3.LTVの高め方

1.LTVとは?

LTVLifetime Value(ライフタイムバリュー)とは
経営学用語の一つで、
顧客生涯価値」とも言われており、

1人または1社の顧客が生涯にわたって
企業にもたらす利益(価値)の合計のことを指します。

人口減少が続く日本では、
新規顧客獲得のハードルが高くなっていることから、
既存顧客を維持して利益を得ることが
重要視されるようになっています。

既存顧客と良好な関係を続けることができれば、
リピート購入紹介による顧客の拡大
見込むことができます。

LTVは、その既存顧客との関係性を
数値として可視化できるために
注目が集まるようになっています。

2.LTVの計算式

LTVの計算方法には
実は代表的な式がいくつかあります。

①LTV = 年間売上金額 × 収益率 × 顧客の継続年数
②LTV = 顧客の平均購入単価 × 平均購入回数
③LTV = (売上高 - 売上原価) ÷ 購入者数

それぞれの計算式の違いから、
LTVを高めるための考え方も少しずつ異なります。

そのため、
自社の特徴に合う計算式を参考にすることも大切です。

それぞれの計算式の考え方

例えば、

①LTV = 年間売上金額 × 収益率 × 顧客の継続年数 の場合、
より長く使い続けてもらうこと、
「顧客のサービス利用の継続年数を高める
ということが考えられます。

②LTV = 顧客の平均購入単価 × 平均購入回数 では、
①のように年数で考えるのではなく
平均購入回数、つまり「購入の頻度」を重視することができます。
もちろん、「購入単価」のUPも一つですよね!

③LTV = (売上高 - 売上原価) ÷ 購入者数 の式は、
購入者数を維持しながらも
売上高(利益)を高めることを意識しよう
という考え方の計算式です。

どの計算式が適している?

サブスクリプションサービスのような、
継続して利用するサービスなら、
長く使い続けてもらうことが一つの指標になるので
①の計算式が適していることが多いですよね。

一方、化粧品だとどうでしょうか。

もちろん、
長く自社製品を使い続けてもらうことも大切なので
①も良いですが、
②の計算式だとどんなことが考えられるでしょうか。

合わせて使うと良い商品を紹介して、
さらに購入してもらう、
つまり「購入単価を上げる」という施策を考えられますよね。

このように、
特徴や場合に合った計算式を考え
様々な視点から施策を考えることが大切です。

3.LTVの高め方

それでは最後に、
LTVの高め方についてご紹介していきましょう!

顧客1人あたりの購入単価を高める

 ★商品のついで買い、セット買い
 ★アップグレード商品のおすすめ

一緒に買うとオススメ!という紹介をする際には
なぜ一緒だと良いのか」が伝わると購入の後押しになります。

例えば化粧品なら、
効果の相乗が見込めたりといった点です。
食品なら相性の良い飲み物や
調味料なんかをおすすめしていること、ありますよね。

他のジャンルでも、
通販なら一緒に購入すると
送料無料になる値段の商品をオススメすることで
顧客に送料のお得感を伝えることができますよね!

リピート率を高める

 ★商品に付加価値をつける
 ★信頼感を築くステップメール・フォローメール
 ★購入を逃さないリマインドメール

リピート率には、
次もこのお店で買おう」と思ってもらえる接客が大切。

ステップメールやフォローメールが丁寧だと
顧客の満足度に繋がります。

また、製品やサービスを
定期的に思い出してもらえるので
リマインドメールを送るのも効果的。
自社製品・サービスの特徴や強みを伝えることを忘れずに。

ファンを作るメルマガについては
こちらの記事を併せて読むとおすすめです✨

顧客ロイヤリティを高める

 ★メールなどの連絡内容は顧客に合わせて
 ★特典の提供

顧客ロイヤリティとは
「忠誠心」を意味する英語「Loyalty」に由来し
特定の企業やブランドに愛着や信頼、親しみを感じること ” を
意味します。

実店舗の利用の際も、気に入ったお店で

「いつもご利用ありがとうございます、
お客様におすすめの商品が入りましたよ!」

などと自分のことを覚えていて、
好みに合わせた商品を教えてもらえると嬉しくなりませんか?

顧客に合わせた言葉選びや商品の紹介
愛着や信頼感に繋がります。
EC店舗であれば、
メールなどで実践することができれば良いですね!

また、会員ステージに応じたサービス付与など
「既存顧客だからこそ」の特典を提供することで
ご愛顧いただいているお客様への感謝や信頼感を
伝えることに繋がります。


いかがでしたか?

何度も、または長く利用し続けてもらえることで
LTVは高まり、
安定的な利益を生み出すことに繋がります。

冒頭にもお伝えしたように
LTVは以前ご紹介した「単品通販」とも
相性が良い考え方です。

ぜひ合わせて読んでみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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