コロナ禍で変化する食品通販業界!市場規模や傾向、キーワードは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
3月もすでに2週目、
これからの季節のことを考えると
美味しいものが溢れていますね!
美味しいものと言えば
時々、UberEatsやお取り寄せをネットで買うと
それまで知らなかった美味しいものが知れるので
とても楽しいのですが、同じような方はいらっしゃいますか?
今回の記事では、
そうした食品の通販分野に関して
色々と見ていきたいと思います!
-目次-
1.食品通販の市場規模と変化
2.よく調べられているキーワードは?
3.年齢・性別で分類した傾向は?
1.食品通販の市場規模と変化
2020年の市場規模は……
矢野経済研究所が発表した
2020年度の国内食品通販市場調査によれば、
小売金額ベースで、
前年度比13.1%増の
4兆3057億円となりました。
市場規模の構成比としては、
上から多い順に
ショッピングサイト
……39.7%
生協(班配+個配)
……37.2%
食品メーカーの
ダイレクト販売(直販)
……16.8%
ネットスーパー
……3.9%
自然派食品宅配・通販
……2.4%
以上の結果となっています。
2020年4月以降、
新規参入企業が増加しました。
その様子は、
Google Trendsでの
検索上昇の様子としっかり重なります。
画像引用:Google Trends_食品・通販
少し見づらいかもしれませんが、
一番山なりになっている箇所が2020年4月です。
▽下記記事では、2022年度のEC市場の予想を掲載中です。

2.よく調べられているキーワードは?
約半数の人が「増えた」と回答!
日本最大級のお取り寄せ情報サイト
おとりよせネットがサイトユーザーに対して実施した
「2021年のネットでの食品通販に関するアンケート」では
2020年と比較し、
ネットで食品を購入する頻度が
「増えた」……16%
「やや増えた」……33%
と、全体の約半分が増加傾向にあり、
「変わらない」……47%
「減った・やや増えた」……2%ずつ
このような結果になりました。
ジャンル別でみると
1位 スイーツ菓子
2位 おかず・お惣菜
3位 お肉
以上のような結果となっています。
楽天市場でみる注目キーワード
モールに出されている
キーワードを見ていくと、
記事制作時は2月ということもあり、
「バレンタイン」や「プロテイン」など
画像引用:楽天市場_注目キーワード
その時点で、
注目されているキーワードが
ランキングに入っています!
今回は『食品』をこの記事では特集していますが、
こちらのランキングは全商品対象のため
様々なジャンルで注目され検索されている
キーワードが並んでいます。
ユーザー目線で何が求められているか
知ることができるのでとても便利ですね。
3.年齢・性別で分類した傾向は?
男性の場合
男性は、
高年層も若年層も
健康を意識したサイトを見ているようです。
<高年層男性>
「自然食研」
「やずや」
「サントリーウエルネス」
<若年層男性>
「マイプロテイン」
プロテインやオートミールは
現在男女問わず注目度が高いですよね……!
楽天市場のキーワードも納得の結果です!
女性の場合
女性の場合は、
食材を宅配してくれる食品ECサイトを
比較的よく見ている傾向にあるようです。
<高年層女性>
「食材宅配 Oisix(オイシックス)」
「山田養蜂場」
<若年層女性>
「楽天西友ネットスーパー」
「シャトレーゼ」
「cotta」
宅配をしてくれる「nosh-ナッシュ」、
「Kit Oisix」・「Uber Eats」なども
急上昇ワードに含まれておりました。
また、
“お取り寄せ”や“ぷち贅沢”などのキーワードも
コロナ禍の影響によりおうち時間を
充実させてい需要にマッチしているようです。
また、
検索に関してはユーザー数が1億人以上のようなので
弊社の楽々通販2コラム内でご紹介している
浸透率を考えても着目していきたいところです。
いかがでしたでしょうか?
新規参入やまだ続きそうなコロナ禍によって
今後も注目度が高そうな市場ですよね!
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。