引き続き、EC市場に追い風!~2021年のヒットを振り返り~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
今年も残すところ
あと4日となりました。
あっという間に過ぎたような
そうではないような不思議な感覚ですが
今回の記事では、
2021年ヒットの振り返りをしていきます!
-目次-
1.どんな年?2021年の振り返り
2.楽天グループ発表のヒットキーワード!
3.【2021年版】ヒットした商品は?
1.どんな年?2021年の振り返り
新型コロナウイルスに収束の兆し……?
医療者へのワクチン接種が
2月に始まったあと
何度目かの緊急事態宣言を経つつも
職域接種や自治体による
ワクチンの普及が広まりました。
海外でも接種率が高くなった地域では
マスクなしで外出したり、
旅行者への観光誘致に乗り出したりなど
新たな日常が姿を見せるように。
まだ僅かに不安は残るものの
「リベンジ消費」が期待されています。
東京五輪・パラリンピックも開催
紆余曲折ありながらも延期されていた
東京五輪・パラリンピックも開催され、
2021年の夏は世界中の関心を集めました。
東京五輪・パラリンピックが終わると、
デジタル庁が始動し、岸田内閣も発足。
衆院選では、
SNS上での呼びかけや著名人を起用したCMなどで
若者への啓発が進み、注目を集めたことで
前回・4年前よりも投票率が2.25ポイントアップしました。
少しずつ世の中が
ニューノーマルに対応する中で、
いよいよ今年も終盤を迎えます。
今年のヒットキーワード&ヒット商品も
発表されたので見ていきましょう!
▽2021年ヒット予測はこちらから!

2.楽天グループ発表のヒットキーワード!
楽天グループが発表した
ヒットキーワードの中から
一部をピックアップしてご紹介させていただきます!
ヒットキーワード1:“推し活”
アイドルグループのファン用語だった
「推しメン」という言葉から派生し、
自分の好きをカジュアルに表現できる
言葉として一般に定着した“推し”という言葉。
「推ししか勝たん」が転じて、
好きな物をあてはめる「〇〇しか勝たん」という
フレーズもZ世代の若者を中心に広まりました。
音楽業界やイベント業界では、
新型コロナウイルス感染症による
イベント中止を余儀なくされたことから
「推し活」なる消費活動が行われるようになり、
リアルではなくオンライン上でも活発化していきました。
元々オタク文化に根付いていた推しグッズも
個々のグッズだけでなくメンバーカラーや
モチーフに関連した商品需要も顕著に現れていきました。
ヒットキーワード2:大人の趣味消費
新型コロナウイルス感染症の影響により、
昨年から引き続き、
「巣ごもり」状態だった2021年。
そんな中でゆとりを持ちながら
時間を費やせる「大人の趣味消費」に注目が集まり、
金継ぎキットやレコードなどといった
新しい趣味への注目度も高まっていました。
また、サブスクリプションを利用し、
スパイスカレーを堪能したり、映画やドラマを鑑賞したりといった
趣味に興じる時間が増えたことも、
長期化した巣ごもり生活を象徴しているように感じます。
ヒットキーワード3:サスティナブル商品
下記の記事でも紹介していた
「サスティナブル商品」
サスティナブルは「持続可能な」という意味を持ち
SDGsとともによく聞く言葉になりました。
自然環境に負担にならず、
繰り返し使えるような商品のことで
例えば、
コカ・コーラ社は100%リサイクルボトルや
ラベルレスのペットボトル普及などに取り組んでいます。
(コカ・コーラ社のサスティナビリティ)

2021年のヒットキーワード、
どれも可能性に満ちていて面白いワードが多いですよね。
このほかにも資産形成や機内食などが、
キーワードとして紹介されていました……!
▽詳しくは、下記からご覧いただけます。
PR TIMES_楽天グループ発表ヒットキーワード
さて、では、
2021年にヒットした商品を見ていきましょう!
3.【2021年版】ヒットした商品は?
あのアニメの人気が継続!
昨年ヒットを記録した
「鬼滅の刃」は映画公開から
今年の「鬼滅の刃 遊郭編」の放映など、
変わらぬ人気を誇っています。
そんな「鬼滅の刃」人気の最中に、
「東京リベンジャーズ」や
「呪術廻戦」なども人気が上昇し、
実写映画やアニメ映画公開などで、
少年漫画のヒット作たちが話題を呼びました。
また、テレビアニメの公開から25年近くの時を経て、
再構築などの過程をとりながら、
庵野監督のエヴァンゲリオンシリーズ完結作
「シン・エヴァンゲリオン」も公開。
公開後半年でAmazonプライムにて
独占配信されたことはかなり注目を浴びました。
Z世代が席巻する新たな消費……!
Z世代とは、
1990年代半ば以降に生まれた
デジタルネイティブと呼ばれる世代の総称で
生まれた時からIT製品に囲まれ、
SNS誕生と共に成長を遂げてきた世代です。

ヒットした商品にもZ世代が関わっており、
今後の消費トレンドを担う存在だとされています。
例えば、
TikTokで取り上げられたことで売れていく商品や
携帯電話の新料金プラン、「ノンアルコール飲料」の販売なども
こうした世代による消費が顕著です。
ノンアルコール飲料に関しては、
緊急事態宣言下の酒類販売禁止も
そのヒット要因にあげられますが、
ノンアルコールカクテルを販売する
「モクテル」なども人気を博しましたね。
タピオカ人気のあとは、イタリアのあのお菓子!
タピオカブームが静まった一方で
バナナジュースやマリトッツオが注目を集め、
パン生地に色々な具材を挟みこんだり、
各コンビニチェーンやスーパーでの販売など
人気が沸騰していました。
今はもう下火ではありますが、
来たる2022年には何が流行るのかと
とっても楽しみになりますね……!
EC市場は追い風を受けてますが、
さまざまな催事もオンライン化が進んでいるので、
EC市場も期待大な分だけ、入念な準備をしていきたいところです。
さて、最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年を振り返り、
新しい年に思いを馳せれたら幸いです。