目標達成の指標-KGI・KPIについて

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『たに』です。
会社や組織を動かしていくにあたり
事業目標というものが生まれますよね!
ただ目標を掲げるだけでなく達成させるためには
目標達成へのプロセスを具体化する必要があります。
目標達成度の具体的な計測指標となるのが
「KGI」と「KPI」です。
本日の記事では
「KGI」と「KPI」について
詳しくご紹介いたします!
▽前回の記事
よろしければこちらもご覧ください

-目次-
1.KGIとは
2.KPIとは
3.KGIとKPIについて-まとめ-
1.KGIとは
はじめに、
KGIとはどういったものを指すのかご説明いたします。
KGIは
Key Goal Indicatorの略語で
・重要業績評価指標
・経営目標達成指標
と訳されます。
企業が事業を進めるうえで、
最終目標にたどり着いたと評価するための
数値目標のことを意味します。
KGIは曖昧な指標では意味を成さないため、
誰でも公平に判断できるように
時期と具体的な数値を設定する必要があります。
例を挙げると
「お客様の満足度を上げる」という目標は
KGIとしては不明瞭といえます。
お客様の満足度を上げて
リピート率や客単価をアップさせることが目的の場合
KGIとしては
・1年後までに、リピート率を20%から45%に増やす
・半年後までに客単価3,000円から4,500円に増やす
のように設定するのが適切です。
2.KPIとは
続いて、
KPIとはどういったものを指すのかご説明いたします。
KPIは、
Key Performance Indicatorの略語で、
重要業績評価指標と訳されます。
KPIは最終的な目標(KGI)を達成するために、
達成に向かう各プロセスが適切に実行されているかを
定量的に評価するための指標です。
例を挙げると、
KGIが「1年後までに売上を1.5倍に拡大する」
と設定した場合
KPIとしては「アポイント件数」や「成約率」など
最終目標(KGI)達成までの
細分化された数値を設定します。
組織の最終目標「KGI」に対して
「KPI」は最終目標の達成に向けて
クリアしていく必要がある中間目標だといえます。
3.KGIとKPIについて-まとめ-
ここまでで
KGI,KPIそれぞれについてご説明いたしました。
どういったものかが分かったところで
それぞれの違いや具体例等をご紹介いたします。
KGIとKPIのちがい
先述にもありますように
KGI:組織の最終目標を定量的に評価した指標
KPI:KGI達成のために用いる中間指標を定量的に評価した指標
このような考えに用いられるものです。
KGIは「結果」を評価する指標なのに対して、
KPIは「過程」を評価する指標だと言えます。
KPI・KGIを設定するメリット
KPI・KGIを設定することで
どのようなメリットがあるのかご説明いたします。
▶目標や達成の方向が明確になる
KGIを設定する一番のメリットは、
事業目標が「可視化」できるという点です。
KGIを設定することで、
事業の最終目標を具体的な形で従業員に共有できます。
達成したい目標が可視化できれば、
チームで向かうべき方向も定まります。
KGIという最終目標を具体的にイメージできれば、
到達するための工夫や努力の方法である
KPIも明確になるはずです。
組織やチームでKGIやKPIという
わかりやすい指標を共有することで、
結果的に目標達成を効率的に進められます。
▶モチベーション向上が見込める
KGIは組織の最終的な目標として設定される他に、
個々のレベルで設定される場合もあります。
KGIやKPIを
個人レベルで主体的に設定することは、
責任感の醸成やモチベーションの向上に効果的です。
自分自身で納得して設定するからこそ、
何としても達成したいという意欲も強まります。
いかがでしたでしょうか。
年末のお忙しい時期かとは思いますが
新年に向けて
新たに目標設定などを見直しされるなどの際は
ご参考にして頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。