おせち購入の通販需要が増加傾向!

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『ふくだ』です。
コロナ禍も少し落ち着きが
見え始めたかと思われるこの頃ですが、
コロナ禍によって浸透した
通販利用は今後も続いていくでしょう。
今回は、
通販需要がぐっと伸びている「おせち」について
ご紹介していきます!
-目次-
1.近年のおせち通販需要傾向
2.需要が高まる理由は?
3.2022年のおせち通販需要の傾向は?
1.近年のおせち通販需要傾向
まずは近年のおせち通販需要の
傾向について見てみましょう。
「婦人画報のお取り寄せ※」が、
全国の「婦人画報のお取り寄せ」ユーザーを対象に
インターネット調査を行った結果を見てみましょう。
※株式会社ハースト婦人画報社が、
リンベル株式会社と共同運営している通信販売事業
調査概要
対象:「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー
有効回答数:4,226名(女性3,893名、男性 239名、不明95名)
(29歳以下50名、30代326名、40代1,058名、50代 1781名、60代以上1011)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年8月10日(火)~8月15日(日)
おせちの購入方法・場所(複数回答可)に関して、
回答が多かった順に、
「通販、ネット注文」76.7%
「百貨店店舗」37.1%
「料亭・レストランのおせちを直接」29.1%
という結果になりました。
出典:【2022年おせちに関するトレンド調査】巣ごもりお正月におせちをお取り寄せ
そして、
「通販、ネット注文」と回答した人は
昨年比20ポイントも増加しています。
コロナ禍によって、
通販利用が加速したことにより
購入手段として浸透し、
おせちの取り寄せも自然と増加したようです。
2.需要が高まる理由は?
何故おせちの通販需要が
高まっているのでしょうか?
調査結果を見ていると
取り寄せおせちの
「自分では作れない味や華やかさ」などが
関係しているようです。
取り寄せおせちの魅力
「婦人画報のお取り寄せ」の同調査によると
おせちを購入する理由(複数回答可)について
「自宅では作れないような品目が味わえるから」
「華やかで高級感があるから」
「自宅まで届けてもらえて便利だから」
などが上位にあがります。
出典:【2022年おせちに関するトレンド調査】巣ごもりお正月におせちをお取り寄せ
簡単に作ることができないものを
「手軽に自宅で味わいたい」と思う人が
増えてきているようです。
そして、通販・ネット販売における
おせちの種類は多岐にわたります。
つまり、“選ぶ楽しみ”があり、
そして、“自宅から選べる”というメリットがあります。
「自宅で豪華なおせちを」という気持ちに
それらのメリットが働き、
通販需要増加につながっているのかもしれませんね。
3.2022年のおせち通販需要の傾向は?
2022年のおせち通販の需要傾向は
・少人数おせち
・少し豪華なおせち
・地域性や独自性を活かしたおせち
と予想されています。
少人数おせちの需要増 -集まる人数の減少傾向-
「婦人画報のお取り寄せ」の調査の中で
「おせちを何人くらいで召し上がりますか」という設問では
2019年 4.1人
2020年 3.9人
2021年 3.6人
と年々減少傾向にあります。
また、リンベル株式会社が実施した調査では、
一緒に食べる相手の傾向として、
同居している家族が増加
同居していない家族・親戚が減少
という傾向がみられました。
出典:【コロナ禍でのおせちに関する調査】通販での購入、少人数で楽しむ方が増加
同じく、リンベル株式会社の同調査にて、
おせちの用意に関しての設問で
「毎年実家が用意」と回答した割合が
2020年の19.4%から、
2021年は14.2%と減少していました。
2022年(予定)の結果も、
10.9%とさらに減少傾向にあります。
コロナ禍の帰省控えも影響し、
集まる人数が減少しているとみられています。
近年は、2~3人前など、
少人数向けのおせちが人気傾向です。
コロナ禍の影響も、
この人気傾向を後押ししていくでしょう。
少し豪華なおせち
上記に引き続き、
リンベル株式会社の調査にて、
おせちの購入予算の傾向をみてみます。
出典:【コロナ禍でのおせちに関する調査】通販での購入、少人数で楽しむ方が増加
全体的な予算傾向の分布は例年通りですが、
「10,000~20,000円未満」は
2021年が36.3%だったのに対し、
2022年(予定)は41.4%と上昇しています。
外出等ができない分、
少し贅沢を楽しみたい傾向のようです。
地域性や独自性を活かしたおせち
東武トップツアーズは
お取り寄せECサイト「TABI YOSE(タビヨセ)」にて、
高校生が考案したオリジナルのおせちも用意しています。
高校生によるおせちを通し、
地域の食材や食文化、地域の魅力を発信しようと
2018年から実施しているものです。
また、百貨店各社は、
それぞれ独自性のあるおせちを販売しています。
高島屋では、
環境に配慮した食材や資材を考えたおせちや
47都道府県にちなんだかるた付きのおせち
そごう・西武は、
ウルトラマンとコラボレーションしたおせち
大丸松坂屋百貨店は、
家飲みを意識した「おつまみ風おせち」など
各百貨店では様々な方面に力を入れています。
おせちを販売しない方も、
傾向を知ることはとても大切です。
自社の商品がおせちとともに楽しめる商品であれば
検索キーワード対策等にも活かせますね。
年末年始商戦の記事、
検索キーワードなどSEO対策等に関わる記事は
こちらをご覧ください!
近年の傾向、コロナ禍の影響により
おせちの需要や傾向にも変化が見られます。
しっかりと傾向を把握して、
波に乗れるようにしていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。