購買行動モデルから考える 2021年度年末商戦の対策について

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『たに』です。
季節が夏から秋に変化する時期ですが
秋、冬にはハロウィンやクリスマス、お正月など
様々なイベントがありますよね。
先日に記事に引き続き、
年末の物が売れやすい時期に備え
「年末商戦」の対策について
ご紹介していきます。
-目次-
1.年末商戦の概要と重要点
2.購買行動モデルを元に対策を考える
3.上半期ヒット商品から売れ筋商品を予想!
1.年末商戦の概要と重要点
まず、「年末商戦」について
おさらいをしたいと思います。
「年末商戦」とは
年末のなにかと出費がかさむ時期を
商機とした販売時期のことを指します。
例年この時期にセールや新商品の投入など
さまざまな商業戦略が繰り広げられています。
この時期に備えて
注意しておくべき重要点3つを紹介していきます。
1.リピーター対策
2.昨年の振り返りを行う
3.年末商戦準備のスケジュール決め
上記3つの重要点を押さえて
しっかり準備しておくことで
大切な商機を逃すことはありません。
各項目で行うべきことに関しては
前回の記事にてより詳しく紹介しております。
よろしければご覧くださいませ。
2.購買行動モデルを元に対策を考える
前回の記事で
「年末商戦を勝ち抜く準備」についてご紹介しましたが
今回は購買行動モデルをご紹介します。
年末商戦の対策にご活用いただければと思います。
AISASの法則
インターネットの普及に伴い、
消費者の多くは商品を購入する前に
自ら検索して情報を集めるようになりました。
インターネットにて得た情報をもとに、
消費者が商品を購入するまでの行動プロセスを
「AISASの法則」といいます。
画像にあるように
「注目・認知」(Attention)」
「興味・関心(Interest)」
「検索(Search)」
「購買(Action)」
「共有(Share)」
の5段階のプロセスです。
よく「AIDMA」も挙げられますが、
AIDMAをネット時代の現代に適用できるよう
発展させたものがAISASです。
AIDMAの法則について
過去に紹介しておりますので
よろしければご覧ください。
さて、
AISASのプロセスを見て頂き購入者が商品を認知し
興味関心を示すところまではAIDMAと同様ですが、
その後自ら商品情報をインターネットで「検索」
その結果をもとに「購買(行動)」
さらに購買によって得られた体験や知識を
SNSなどで「共有」するという点がAIDMAとの違いです。
そのため特に注目すべきは
「検索(Search)」「共有(Share)」
この2点であるといえます。
商品の検索
↓
情報を得た後に購入
↓
実際の使用感や評価をSNSにアップ
この流れは日常的に見られる行為です。
人とモノがインターネットで繋がっている現代で
AISASはより身近な購買行動モデルです。
検索や共有という点に着目し
対策を立てるとすれば
・検索時にヒットしやすいワード商品名に入れる
・レビューのお礼やSNSで共有した方への特典
こういったことを行ってみてはいかがでしょうか。
検索時のヒットワードについて
過去に紹介しておりますので
こちらも合わせてお読みくださいませ。
3.上半期ヒット商品から売れ筋商品を予想!
年末商戦への対策についてご紹介してきましたが
どういったものが売れるのでしょうか??
「Yahoo!ショッピング」の
上半期ヒット商品を例に予想していきたいと思います!
Yahoo!ショッピング上半期ヒット商品ランキング
2021年上半期にYahoo!ショッピングで
前年と比べて売れた「10大ヒット」商品のうち
抜粋してご紹介します。
・ホームプロジェクター
(前年比150%)
・シャワーヘッド
(前年比350%)
・コミック全巻セット
(前年比140%)
・生ゴミ処理機
(前年比200%)
出典元:ヤフー株式会社コーポレートサイト
どの商品も昨年から続くコロナ禍により
家で過ごす時間が増えたために
需要も倍増した商品といえますね。
下半期のヒット商品も
贅沢な気分を味わえるもの
リラックスできるものが
売れ筋商品となりそうですね!!
さて、今回は年末商戦の対策と
上半期ヒット商品をご紹介いたしましたが
年末へ向けた準備はできそうでしょうか。
店舗様により取扱商品は様々だと思いますが
需要や時流に合わせて対策を立て
売り上げアップを目指していきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。