アフターコロナ、EC戦略で考えるべきポイントは？
みなさま、こんにちは！
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『ふくだ』です。
地域によっては例年より早く
梅雨入りを迎えた5月の最終日。
最近、少し晴れた日に今のうちだ！と
布団を干しました。
干した後の布団はなんだか気持ちが良くていいですよね。
コロナ禍になって2度目の梅雨。
昨年とは異なり、徐々にワクチン接種なども進み、
「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」へと
社会も動き出しています。
そこで今回は「アフターコロナ」がテーマです。
-目次-
1.アフターコロナをおさらい
2.変化する消費者の行動
3.巣ごもり型の消費行動
1.アフターコロナをおさらい
さて、「ウィズコロナ」とともに
よく耳にするようになった「アフターコロナ」
昨年の同じ時期にも紹介させていただきましたが、
そもそも「アフターコロナ」が
どういう時代を指すのか、
簡単におさらいしておきましょう！
「アフターコロナ」で重要なポイントは、
コロナ禍以前のようには完全に戻らない
ということです。
ウィズコロナによって変わった
価値観や生活様式などは
変化したまま戻らないだろうといわれています。
市場や企業が成長を続けていくためには
コロナ禍よりも前とは異なる戦略や行動が
求められていきます。
2.変化する消費者の行動
コロナ禍によってどのような戦略が
求められるのかを考えるためには
消費者の行動を把握することが大切です。
コロナ禍によってどのような変化があったのか、
三井住友カードが
そのヒントになる調査結果を公開しています。
新型コロナウィルスがもたらす消費行動の変化レポート 第3弾｜三井住友カード
この調査をもとに、
消費者行動とそれに伴う戦略について
考えていきましょう。
コロナによる5つの消費者行動タイプ
この調査の中で、
コロナの影響により消費者は5タイプに分かれた
という結果が出ています。
出典：新型コロナウィルスがもたらす消費行動の変化レポート 第3弾 ～消費者の知恵が生み出す新しい消費生活～
この5つのタイプによって、
消費行動は大きく異なっています。
「巣ごもり型」と「変化適応型」は
コロナによる消費行動の影響が際立ち、
EC利用が伸びているタイプです。
EC戦略を考える方は、
このグループに注目してみましょう。
3.巣ごもり型の消費行動
EC利用が伸びた2タイプのうち、
「巣ごもり型」には
さらに詳細な分析結果が公開されています。
次の画像は「巣ごもり型」に見られた
大きな消費行動の変化のまとめです。
出典：新型コロナウィルスがもたらす消費行動の変化レポート 第3弾 ～消費者の知恵が生み出す新しい消費生活～
1．家族会議型購買
1の家族会議型購買は、
実物が見れない等のEC購買の弱点が影響し、
身近な家族等に相談する機会が増えたようです。
この変化を生かし、商品ページにて
誰かにすぐに相談しやすいポイントのまとめ方や
複数人で見られることを考えたページの見やすさが
求められるのではないでしょうか。
相談をもちかけられた時、
あなたならどんな情報がパッと見れたら
嬉しいでしょうか？
ちなみに、ECサイトの弱点をカバーする、
ライブコマースについては
こちらの記事をご覧ください。
2．自宅でのストレス解消ニーズ
6つの変化に共通するインサイト（人を動かす隠れた心理）として
「ステイホームによるストレスを自宅で解消したい」
という気持ちがあるとされています。
やはり、自宅でのストレス解消に目を向けた
商品の売り方がポイントに
なってくるといえるでしょう。
皆さんの扱っている商品の中に
ストレス解消に役立てられるものは？
ストレス解消の仕方は人によって様々です。
身体を動かすこと、食べること、
落ち着いた空間で過ごすこと……。
それぞれのお客様にとってのストレス解消に
届くようにアピールしていくことが
これからの売上アップの鍵となるのではないでしょうか。
アフターコロナの時代をしっかりと見据え、
乗り遅れないようにしていきたいですね。
今回ご紹介した
新型コロナウィルスがもたらす消費行動の変化レポート 第3弾｜三井住友カード
では、取り上げた情報以外にも
重要な情報が盛り沢山です。
ぜひ一度目を通してみて、
EC戦略に活用できることを
色々考えてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
