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どう読み解く?世代別の消費動向【40代~60代編】

みなさま、こんにちは!

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する

『きだ』です。

124年前の今日、
1897(明治30)年4月19日に
第1回 ボストン・マラソンが
開催されました。

現在、分かっている範囲で
単独レースとして開催された
世界最古のマラソン大会と言われています。

ちなみに、
女性が公式で参加できるようになったのは、
今から50年以上前。

2017年には、
50年前に公式大会へ初参加した
女性ランナーが70歳でレースを完走しました。
とてつもなく、すごいことですよね。

さて、今回のブログでは、
前回に引き続き、

『世代別の消費動向』を
ご紹介していきます!


 

-目次-
1.40代~60代、どこに当てはまる?
2.団塊Jr.世代~しらけ世代
3.この世代の消費動向は?

1.40代~60代、どこに当てはまる?

彼らは、世代でいうと
大体この辺りになります。

しらけ世代

◆1950~1964年

学生運動が
終わりを迎えた世代

・無気力
・無関心
・無責任

三無主義
と言われるそう……。

現在、
71~57歳くらい。

バブル世代

◆1965~1969年

高度経済成長の
後半に生まれた世代

男女雇用機会均等法で
働き方に大きな変化がありました。

現在、
56~52歳くらい。

団塊Jr.世代

◆1970~1974年

団塊世代の
子ども世代……!

第二次
ベビーブーム
でもあります。

ポスト団塊Jr.世代
(1970~1981)
と合わせ、

「就職氷河期」を迎え
就職で苦労したと言われる世代です。

現在、
51~47歳くらい。

★ワンポイント★
1945–1964年ごろに生まれた
「ベビーブーム世代」
1965–1980 年ごろに生まれた
「X世代」という別名称もあり、
X世代は前回紹介したY・Z世代の由来でもあります。


2.団塊Jr.世代~しらけ世代

団塊Jr.世代とX世代

バブル崩壊から、
不景気を味わうことになった
この世代は、

ロスジェネ(=失われた時代)世代
と、呼ばれる人々でもあります。

この世代の多くは、
就職氷河期により就職活動に
困難を極めた人が多く

下の世代であるプレッシャー世代にも
その影響は渡っています。

ただし、
そうした先が見えない中にいたためか

柔軟性に長けて、優秀な人が多い!
と呼び声高いことも

この世代の特徴に挙がります。

ただし、
やはり就職氷河期の影響が著しく

この世代は、
バブル崩壊後の不景気を
歩むことになり

どの世代よりも、
収入格差や結婚格差を
経験していると言われています。

ベビーブーム世代とバブル世代

10代~30代・40代とは
相対するこちらの世代。

日本の絶頂期といえば、
やはり、バブル景気!!

その時代に、
青春時代や社会人として
日々を送っていただけでなく、

その多くは、
高度経済成長期の
日本を見て育っています。

2016年には、
当時若者が集っていた
ディスコ「マハラジャ」が全国で復活したりと、

最近でもそういった動向に
注目が集まりやすい時代です。

経済の絶頂期を
謳歌した人々であり、

同時に、

バブル崩壊
経験していることが
この世代の特徴とも言えます。

マーケティングの変遷から見ても

この時代は、
ブランド志向に人々の関心が
移り変わった時代でもあります。

3.この世代の消費動向は?

40代は、堅実志向……!?

彼らの消費の特徴として、

・堅実志向
・消費行動がバラバラ
・価格検討がシビア

ということが挙げられます。

1.堅実志向

バブル崩壊後の
上の世代を見ているためか
消費に対しては、かなり堅実です。

倹約が癖づいており、

無理をせず、
買える範囲での消費をする
身の丈消費”が、選択されます。

若い世代に多い
“こだわり消費”も年代が上がると
自由に使えるお金が少ないからか
徐々に、減少傾向に……。

2.消費行動がバラバラ

同世代の中でも
経済格差が広いことも
この世代の特徴であり、

正社員、フリーター、
非正規雇用、ニートなど

収入層が幅広く、それ故に、
消費者行動もバラバラです。

そのため、

ステレオタイプではなく
ターゲット属性を事細かに設定した販促が必要です。

なので、事細かに人物像を設定する
『ペルソナ分析』が使えそうですよね!

3.価格検討が、シビア!

単純に、
高い物=良い物!

という考え方が、
希薄になっています。

そのため、
その商品に設定された価格が

商品やサービスに、
見合っているか?というのも、

この世代が、
消費に動くツボになります。

しっかりと、
コストに見合う価値を伝えることが
彼らに響きやすいです。

例)
このお値段で、これだけの機能性……!等

バブルの絶頂と
崩壊を体験した貴重な“ベビーブーム世代”

「自由に」
「楽しく」

といった志向が、
他の世代よりも顕著です。

そのため、
楽しさ・遊び心に繋がるPRや

80年代からの
時代背景から鑑みても

ブランド志向”に
アピールすることで

消費へと促せる
可能性があります。

また、“ブランド志向は、
長期的なファン獲得にも
繋がりやすく

自分が良いと思った製品を
使い続けてくれるため

リピーターになりやすいことも
特徴の一つなので、
上手く利用する必要があります。

また、最近では、
ハレの日消費にも
この世代の方々の消費が増えているそうですよ!

 


40代~60代の
消費動向について
ご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

世代別にご紹介させていただきましたが、
かなり違いがあること・
アピールポイントも多種多様なことが
とても興味深いですよね……!

それでは、本日も、
最後までお読みいただきありがとうございました。

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