どう読み解く?世代別の消費動向【10代~30代編】

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
東北地方や北海道で
桜が見ごろになるころですね!
昼間は、
初夏がじりじりと
迫ってくるのを感じますが
まだまだ
夜は冷えることが
最近の悩みごとです。
さて、
今回のブログから
2編に分けて、
『世代別消費動向』について
ご紹介していきます。
-目次-
1.まずは、世代別の呼び方から!
2.『ミレニアル世代(≠Y世代)』と“Z世代”
3.この世代の消費動向は?
1.まずは、世代別の呼び方から!
どの世代に当てはまりますか……?
これから、ご紹介するのは、
一般的に言われる
世代の分類です。
団塊世代
◆1947~1949年
戦後の
ベビーブーム世代
高度経済成長の中
社会人となった世代。
現在、
74~72歳くらい。
しらけ世代
◆1950~1964年
学生運動が
終わりを迎えた世代
・無気力
・無関心
・無責任
三無主義
と言われるそう……。
現在、
71~57歳くらい。
バブル世代
◆1965~1969年
高度経済成長の
後半に生まれた世代
男女雇用機会均等法で
働き方に
大きな変化が。
現在、
56~52歳くらい。
団塊Jr.世代
◆1970~1974年
団塊世代の
子ども世代……!
第二次
ベビーブーム
でもあります。
ポスト団塊Jr.世代
(1970~1981)
と合わせ、
就職で苦労したと
言われる世代です。
現在、
51~47歳くらい。
プレッシャー世代
◆1982~1986年ごろ
ポスト団塊Jr世代と
ゆとり世代に挟まれ、
プレッシャーを
かけられた世代。
優秀な人材が
多いとも呼ばれる!?
現在、
39~35歳くらい。
★ワンポイント★
1980年生まれ以降からは、
ミレニアル世代(≠Y世代)とも呼ばれます。
ミレニアル世代は、1980~1995年。
Y世代は、1981~1990年代後半という区切りで、
基本的には被っています。
ゆとり&さとり世代
◆1987年~2004年ごろ
ゆとり教育を受けた世代と
その後の
さとり世代は、
物と情報が
あふれる時代のため
物欲がなく、
無駄を省くと言われています。
現在、
34~17歳くらい。
★ワンポイント★
1990年代後半~2012年ごろに生まれた世代は、
「Z世代」とも呼ばれ、
2013年以降から2020年代中盤に生まれる世代を、
「α世代」と呼びます。
※年代の区切り方には、諸説あります。
みなさんは、
どの世代に当てはまりましたか?
▼同時に、マーケティングの歴史についても
知りたい方はこちらの記事からご覧いただけます!

2.『ミレニアル世代(≠Y世代)』と“Z世代”
上は41歳、下は26歳の『ミレニアル世代』
例えば、26歳の私は、
ミレニアル世代・Y世代・Z世代、全ての世代に当てはまります。
様々な呼ばれ方があり、
ゆとり・さとり世代と日本独自で呼ばれますが、
ミレニアル世代・Y世代・Z世代の方がカッコいいですよね。
ミレニアル世代/Y世代の
主な特徴として
・個人主義
・保守的な一面が見られる性格
・リーダーシップが強い
・コスパ重視
とあり、
日本でプレッシャー世代と呼ばれる人々の
優秀さの所以にも感じます。
更にいうと、
個人主義・保守的という部分は、
ゆとり世代以降にも共通しそうですね。
では、Z世代はどのような特徴があるでしょうか?
Z世代の特徴
日本で、
『Windows95』が
発売された1995年。
1990年代後半に生まれた彼らは、
生まれた時から、
IT製品に囲まれて育った世代です。
そのため、
多くの人がIT製品に触れて
子ども時代を過ごしただけでなく
(=デジタルネイティブ)
10代後半になるころには、
スマートフォンが誕生し、各SNSも登場。
SNS最盛期を迎えました。
(=SNSネイティブ)
物と情報が溢れる現代社会で
彼らは情報の選別を行いながら
自分が「価値がある」と判断したことに
積極的に関わる傾向があります。
3.この世代の消費動向は?
ゆとり世代は縮小傾向
物と情報が
溢れている時代で
育った20代~30代。
・テレビ離れ
・車離れ
・酒離れ
・海外旅行離れ
そういった具合に
メディアに取り沙汰され、
上の世代から見ると
異様かもしれません。
ただ、その特徴が
象徴するとおり
とにかく、
「消費を控える世代」でもあります。
バブルが弾け、
人生の大半は「不景気」
その中で過ごしてきただけでなく、
2007年代からの世界金融危機を
肌で感じた人も含まれる影響かもしれません。
ちなみにこの世代の多くは、
サブスクリプションをよく利用する世代ともいわれており、
(=月額定額サービス)
初期に高額投資を行うのではなく
少額で自分が受けたいサービスを受けられ、
止めたいときに簡単に止めれるといった
利点を存分に活用しています。
ゆとり世代▶Z世代(さとり世代)
ゆとり世代とZ世代での違いは
どういう所に現れるでしょうか?
例えば、
学生時代に使っていたもの。
・ガラケー or スマートフォン
・mixi or InstagramやTwitter
といった使用している端末や
SNSの変化なども挙げられますが
Z世代の特徴として
他人と繋がり、
発信型のメディアが身近にあることで
外へのアピールが
顕著になっていきました。
そのため、
ゆとり世代に比べると
消費行動も旺盛な点が
大きな変化として現れました。
SNSで流行しているものや
CMやインフルエンサーが発信しているモノ、
特別な体験などへの消費が顕著です。

消費のツボは……?
1.既存の価値観からアップデート
従来の価値観が
通用しないミレニアル世代~Z世代。
従来、当たり前に叫ばれていた
「男/女らしさ」ではなく、
その人自身のライフスタイルに
フォーカスした販促が必要になります。
2.ノスタルジー願望?
未来への憧れを、
あまり持たないと言われるこの世代。
そのため、
子どものころに
流行ったものを社会人になって懐かしみ、
復刻版などに
消費をする傾向も見られます。
最近だと、
・メゾピアノの香水(子供向け服飾ブランド)
出典元:
Yahooニュース「メゾピアノジュニア」の香水が約17年ぶりに復刻
・海馬社長のアタッシュケース(遊戯王)
などが、
話題に上がりました。
また、昭和世代の
レトロな製品や曲、
服装などの文化などにも
興味が注がれやすいことも
この世代の消費動向に影響しており、
最近でも、
アマイワナさんという歌手や
リールなどで昭和世代の服装を
発信する方も見受けられます。
そう思うと、
過去の文化などが
更に価値を持つ可能性が高まり、
あながち、
ノスタルジー願望も
袖に出来なさそうですね。
10代から30代の
消費動向についてご紹介させていただきましたが、
いかがでしたか?
次の回では、
40代~60代の消費動向を
ご紹介させていただきます。
それでは、本日も、
最後までお読みいただきありがとうございました。