どっちに出店すべき!?モールとカートの違い

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『わっしー』です。
ネットショップを開業する方法には
大きく分けてモールとカートの2つの出店方法があります。
今回は、その2つの違いと
どちらに出店すべきかについて
ご紹介していきます!
-目次-
1.モールとカートの違い
2.それぞれのメリットとデメリット
3.売れるために重要なポイント
1.モールとカートの違い
そもそも、モール・カートって何?
という方のために
簡単に2つについて、説明していきます。
モールとは
複数のネットショップが一つのサイト内で出店しているものをモールといいます。
いわば、WEB版のショッピングモールのようなものです。
代表的な例として、楽天やYahoo!ショッピング、Amazonが挙げられます。
カートとは
モールに属さず、単独でショップの構築・運営しているネットショップをカートといいます。
こちらは、WEB版の個人経営店のようなものです。
BASEやShopify、MakeShop、futureshopなどは
独自ショップサイトの構築サービスを提供しています。
2.それぞれのメリットとデメリット
では、モールとカート
どちらに出店すべきなのでしょうか?
それぞれのメリット、デメリットを
知ったうえで、考えてみましょう!
モールのメリット・デメリット
◇メリット◇
【集客力に優れている】
すでに多くの方が利用されている場所に出店できるので、
お客様に商品を見つけてもらう確率が上がります。
【安心感、信頼感がある】
セキュリティ面において、
モール自体が持っているブランド力があるので
お客様にとって安心して買い物ができる環境が整っています。
◆デメリット◆
【商品数が多く価格競争になる】
出店数が多いため、ユーザーは複数店舗を比較し
安いお店で購入しようとするので、
他店との価格競争が起きやすいです。
【出店料や手数料がかかる】
モールの規模に応じて、月々の利用料や
売上に応じた手数料等が発生するため
上記と合わさると利益率が低下しがちに…
以上のことから、モールは趣味の延長や個人での出店には向かず、
主にメーカーや小売店など企業の出店が多く、
月商も100万単位で見込める場合の選択肢となります。
カートのメリット・デメリット
◇メリット◇
【利益率が高い】
モールに比べると月額料金が安いため
売上に対する利益率が高くなります。
【リピート率の向上を図りやすい】
1度取得した顧客情報は店舗のものになるため、
過去に購入履歴があるお客様一人ひとりに対して自由に販促活動ができ
モールよりも早く少ない労力で固定客化することが可能です。
◆デメリット◆
【集客力を上げる必要がある】
出店してすぐは、知名度が低く
SNSやブログを使って広報活動をしたり
その中でブランディングをしたりする必要があります。
【成果を得るのに時間がかかる】
セキュリティ面での信頼度を自分たちで得る必要がある
以上のことから、カートは
個人で制作販売する商品や、商品数がある程度限られた
小~中規模の店舗に向いています。
3.売れるために重要なポイント
カートとモールの違いや特徴について
理解していただけたでしょうか?
最後に、
売れるお店になるためのポイントが何か?
まとめていきます。
モールで売れるには…
価格競争をできるだけ避けるために
他店との差別化が重要なポイントになります。
モールは情報量が多いので
店舗にアクセスしたお客様が
使いやすいサイトを作ったり
商品の魅力やこだわりをアピールする
商品ページを作ったりすることで
リピーター率の向上につながります。


カートで売れるには…
デメリットでも挙げたように
どれだけ集客できるかが重要なポイントになります。
ブランディングも兼ねて、ブログやSNSで
商品の魅力や新商品の情報、お店のこだわりなどを
発信していくことで、集客力の向上につながります。


以上のように
カートもモールも共通して
商品のブランディングが
売れるお店になるための戦略の一つです!
いかがでしたか?
これらの特徴を知ったうえで、
自店に合うのはどちらかを見極め
売上アップにつながると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。