『ロングテールの理論』で実践!売れるECショップ作りとは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
ついに迎えたクリスマス。
街中では所狭しとクリスマスグッズが売られ、
イルミネーションが輝いてます。
家の近所のイルミネーションも
もう少ししたら見納めかと思うと
なんだか寂しい気持ちになります。
さて、前回の『パレートの法則』に引き続き、
今回は、『ロングテールの理論』に則った
売れるサイトの作り方をご紹介していきます!
-目次-
1.ロングテールの理論とは?【おさらい編】
2.ショップページの作成に欠かせないポイントとは
1.ロングテール理論とは?【おさらい編】
ロングテール理論
前回ご紹介した『パレートの法則』では、
売れ筋の2割が、全体の8割の売り上げを
占めていましたが、
『ロングテールの理論』は、
その名の通り、
グラフに長いしっぽのような特徴があります。
黒い矢印のスタートから右側に行くほどに
あまり売れていない商品がずらっと並んでいますが、
お店で言えば、数多くの品物がずらっと並んでいる、
100円均一やスーパーなどを
イメージしてみてください。
『ロングテールの理論』は
売れる機会の少ない商品でも、
アイテム数を多く揃えるなどすれば、
その売上の合計数が、2割の売上を上回るという現象です。
実店舗では、
売り場の面積がある店舗に限られてしまいますが、
ECショップでは、土地面積に関係なく、
自由自在に商品の増減ができるため、
品物の数を揃えることが可能です。
店舗や商品の特徴
例えば、
化粧品で言えば資生堂の「SK-Ⅱ」
ベビー用品ならP&Gの「パンパース」など
メーカーがすでに知名度を有している商品を扱う場合が多く、
『パレートの法則』を用いた店舗とは異なり、
多くの運営しているショップは、
様々なメーカー・卸売り業者から
仕入れている「小売り店」という立ち位置です。
商品も、
「型番」「商品名」などで検索されることが多く、
関連した商品を置くことで売り上げに繋がります。
▼前回の『パレートの法則』はこちら

▼運営しているショップ、『パレート』or『ロングテール』、
どちらに当てはまるか知りたい方はこちらの記事から!

2.ショップページの作成に欠かせないポイントとは?
【ポイント1】ユーザーの消費行動を知る
ユーザー様が、
商品を購入するまでに起こす行動を
『AISDCEAS』と呼びます。
Attention(注意):商品(サービス)を知る
Interest(興味):興味を持つ
Search(検索):検索する
Desire(欲求):欲しくなる
Comparison(比較):比較する
Examination(検討):検討する
Action(行動):購入する
Share(共有):シェアする
『ロングテールのお店』で扱う商品は、
「A・I」の部分については
メーカーが事前に行っている場合が多いです。
そのため、ポイントは、
「S・D・C・E」をいかに
自分のショップ内で感じてもらえるか?という所になります。
例えば、話題の商品を買うにしても、
少しでも安い値段や
ポイント付与のされる場所で購入したくなりませんか?
▼消費行動について、詳しくはこちら!

【ポイント2】『特集ページ』で回遊性UP↑
売上の方程式は、
アクセス人数×転換率(CVR)×客単価
と言われていますが、
その中の転換率(CVR)を上げるためには、
回遊性を向上することが必要不可欠です。
その方法の一つとして、
LP(ランディングページ)の作成があります。
回遊性とは、
訪問者がサイト内を移動して見て回ること。
LP(ランディングページ)とは、
商品やサービスに特化したWebページのことを指し、
リスティング広告やバナー広告などをクリックした際のリンク先でよく見られ、
一枚のページ内を見れば情報が得られるようなページ。
例えば、
街中でもバレンタイン特集や年末特集など
その期間を迎えるためのコーナーが
店舗内にあったりしますよね?
これと同じく、ECショップ上でも
特集ページを設けることで
検索から各特集を目当てに訪れたユーザー様が
商品へと行ける道筋を作ることができます。
【ポイント3】『ナビゲーション』で回遊性UP↑
上で述べた『特集ページ』だけでなく、
ページ内の道を迷わずに進んでもらうためには、
『ナビゲーション』が欠かせません。
ナビゲーションとは、
迷わず商品に辿り着けるようにする
スーパーによくある案内板のような仕組みです。
例えば、
実店舗でも通路に物が散らかっていたり、
シャンプーの横に生鮮食品が置いてあったり、
看板がなく、目当ての商品がどこにあるかわからなければ
混乱したり、
困ったりしてしまいますよね?
非対面式のオンラインショップであれば、
頼れるはずの店員さんもいません。
そのために、
カテゴリーやジャンルを置くことで
「どこに、なにがあるか?」を
分かりやすくする必要があります。
分かりやすくすることで、
自然とお客様もサイト内を見て回りやすくなり、
回遊性の向上へと繋がります。
いかがでしょうか?
こうしたポイントを意識することで、
『ロングテールの理論』を上手に活用できるだけでなく、
ユーザー様に利用してもらいやすいサイトを作ることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。