自社の強みと弱みを知る!『SWOT分析』とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
電気毛布が欠かせない季節。
そろそろ手袋やカイロを出さないと
寒さに弱い私は風邪を引いてしまいそうです。
(だからといって、暑さにも弱いですが)
自分の“強み”や“弱み”を知って、
対策を立てることが必要なことと同様に、
ビジネスでも、
己を知り、他を知った上での
対策は重要になってきます。
年末を迎える前に、
WEBマーケティングで押さえておくべき
『SWOT分析』について
改めてご紹介させていただきます!
-目次-
1.強みや弱み、知っていますか?
2.『SWOT分析』をやってみよう
1.強みや弱み、知っていますか?
『SWOT分析』とは?
・内部環境
・外部環境
・ポジティブ要因
・ネガティブ要因
この4つカテゴリーに分けて、分析する方法で、
強みを最大限に活かす戦略を立てるためのものです。
SWOTは、上記の各カテゴリーにある
英語の頭文字を取り、名づけられました。
各項目についての説明
【内部環境】×<ポジティブ>
Strength 活かすべき強み
→得意とすることやスキル、経験や知識
【内部環境】×<ネガティブ>
Weakness 克服すべき弱み
→不得意なこと・未熟なこと・自信がないこと
【外部環境】×<ポジティブ>
Opportunity 機会
→人脈・新市場・チャンス・味方になるもの
【外部環境】×<ネガティブ>
Threat 脅威
→経済状況・市場熟成・ライバル
などの、4つを組み合わせることで、6通りの分析から
自社が重点的に取り組むべきテーマを見つけ出すことができます。
2.どうやって、分析するの?【実践編】
フォーマットに沿って、やってみよう!
<STEP1>
4つの長方形を、2×2の並びで、
紙やホワイトボードに書きます。
S/W/O/T、この4項目をそれぞれのタイトルにします。
例えば、こんなパン屋さんがあったとします。
・強みは? 「地域に特化している」
・弱みは? 「人数が少ない」
・機会は? 「近隣店舗とのイベントは多い」
・脅威は? 「近所に大手パン屋チェーンが進出」
そして、一つずつ、
S/W/O/Tにそって埋めていきましょう。
知識や経験だけでなく、こんなことも……?
※重要なのは、細分化した特徴を入れること!
●商品や技術
●サービスや設備
●立地や資産
●企業理念・文化
●お客様や取引先様との関係
●人材や組織
●顧客リスト
……など、“自分たち”は持っていないと思っていても、
「実は、こんなにあった!」と
思うような項目があったりします。
もちろん、
一人では視点が固まってしまいがちなので、
複数人で意見を出していくほうがオススメです◎
<STEP2>
各々4つの項目を埋めたら、分析をします。
分析と言っても、言葉を掛け合わせるだけなので、
そう難しく考えなくても大丈夫です!
さて、それでは例に合わせて、
6つの分析をしていきます。
【1】内部環境
強み+弱み:
「地域に特化しているが、人数が少ない」
【2】外部環境
機会+脅威:
「近隣店舗との密な交流やイベントが多いが、近所に大手パン屋チェーンが進出」
【3】プラス要因
強み+機会:
「地域に特化しており、近隣店舗との密な交流やイベントが多い」
【4】マイナス要因
弱み+脅威:
「人数が少なく、近所に大手パン屋チェーンが進出」
【5】クロスさせた要因
①強み+脅威:
「地域に特化しているが、近所に大手パン屋チェーンが進出」
②弱み+機会:
「人数は少ないが、近隣店舗との密な交流やイベントが多い」
<STEP3>
さて、分析結果をまとめると……?
「近所に大手パン屋チェーンが進出し、人数も少ないが、
地域に特化していることで、近隣店舗とのイベントや交流が盛んである」
と、なります。
そのことから考えると、
「大手チェーンとは一線を画すような数量限定の商品や、
地域に特化したサービス、近隣店舗とのコラボイベントなどをすることができ、
地域内でユーザーを循環できる」
というような分析と戦略を立てることができます。
例えば、こんな企業にも!
まだ分かりづらい、
難しそうだと感じる方向けに
皆さんもご存知の
『Amazon』をSWOT分析した記事がございます!
もっと詳しく知りたい!という方は、
こちらをご覧くださいませ。

いかがでしょうか?
あくまで一例なのですが、
こういったフォーマットを使って、
ご自身の会社などでも試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。