最近、ECショップに急増中!?話題の『OEM商品』とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
会社からの帰り道に
五条大橋の袂から空を見上げると、
ライトアップの灯りで夜空が白ばんでいて、
もう紅葉の季節か~としみじみ思っています。
さて、今回は、最近話題になっている
『OEM』商品についてご紹介させていただきます。
-目次-
1.『OEM』ってどんなもの?
2.『OEM』のメリット・デメリット
3.『OEM』商品実例3選
1.『OEM』ってどんなもの?
OEM=?
OEM(オーイーエム)とは、
Original Equipment Manufacturer
日本語では「相手先ブランド製造」
と訳されています。
他社から委託されたメーカーが、
他社ブランドの製品を
製造・生産することです。
OEMの種類は……
大まかに分けると、この2パターン
① 完成品または半完成品を、相手先のブランド名で製造する
② 他社がメーカーに対して、自社ブランド製品の製造委託をする
ODMやPBとの違いは?
◇ODM(オーディーエム)とは、
Original Design Manufacturer
「相手先ブランドの設計・製造」
受託側が製造に加え、企画から製品開発、
デザインまでを実施することです。
◇PB(ピービ―)は、
Private Brand
日本語では、「自主企画商品」
受託したメーカー側が製造する点は同じですが、
委託した小売店や卸売の流通業者が
企画し販売する際に呼称されるブランドの総称です。
あくまで、“OEM”は、
製造や生産をすることが中心だと、
覚えていただければ大丈夫かと思います。
2.『OEM』メリットとデメリット
OEMがECショップに向いているのは、
本当なんでしょうか?
メリット
①小資本で自社オリジナルブランドの
商品を作ることができる。
②小ロットでの生産対応が可能で、
大量の在庫を抱える心配がない
③販売に専念することができる
デメリット
①自社内の技術が育たない
②自社生産による収益が得られない
③委託先がライバル化する可能性
これらのメリット・デメリットを見ると、
OEMは中小企業にこそ向いているように思えます。
また、OEM企業は製造に関して、
各々の専門分野に分かれ高い技術力を持っており、
ECショップでOEM商品を発売するというのは、
思ったよりもハードルが低そうです。
3.『OEM』商品実例3選
FUJIMI(サプリメント)
SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)内、
特にInstagramの広告で
見ない日はないくらい宣伝されているサプリメント
美容診断の質問に答えると、
自分の肌質や体質、悩みに合わせたサプリメントが
定期購入で月毎に届くサービスです。
最近は、スキンケアマスクシートも
商品ラインナップに仲間入りし、
急成長を遂げようとしています。
FUJIMI
https://fujimi.me/supplement
わらべや日洋ホールディングス株式会社(コンビニ弁当等)
みなさんもご存知のコンビニチェーン
『セブンイレブン』向けに
お弁当類から惣菜やパン類などを
製造販売している会社です。
商品の成分表が記載されている欄に、
表記があるのでチェックしてみてくださいね。
わらべや日洋ホールディングス株式会社
http://www.warabeya.co.jp/ja/index.html
SUZUKIとマツダ
OEMが盛んな自動車業界。
スズキ「ワゴンR」とマツダ「フレア」は、
メーカーのエンブレム以外、ほとんど一緒。
マツダ側からすれば、莫大な開発費用をかけずとも
自社ブランドの自動車が手に入り、
スズキ側からすれば、販売ルートや契約料が入る。
と、お互いにメリットがあります。
SUZUKI
https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
このように、
OEM商品は広がりを見せているのですが、
『OEM』について、
知見が広がれば幸いです。
それでは、本日も
最後までお読みいただきありがとうございました。