Whyからヒットが生まれる!?ゴールデンサークル理論とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『きだ』です。
街の中がクリスマスグッズで溢れる中
最近は、早々に家路について、
電気毛布に包まりながら
おうち映画を楽しむことにハマっています。
さて、本日、ご紹介するのは、
『ゴールデンサークル理論』
世に出ているヒット商品や、
偉人や名だたるリーダーたちの考え方には、
この理論が関係があるのだとか。
ゴールデンサークルときいて、
『キングスマン』の
同タイトルが連想されたなんて
言えないですが……。
-目次-
1.ゴールデンサークル理論とは?
2.事例紹介
1.ゴールデンサークル理論とは?
この理論の提唱者は?
イギリス生まれのアメリカ人作家、
サイモン・シネック(Simon Sinek)が、
提唱しました。
TEDトークでは、ジョークを交えつつ、
この理論の根拠を、観客にプレゼンしています。
※TEDトークとは、非営利団体TEDが、
世界中の著名人によるスピーチを
オンライン配信しているコンテンツ。
どういう理論なの?
上の図のように、
ゴールデンサークルは、
三つの層で分かれています。
多くの人々は、
ゴールデンサークルの
外側から物事を伝えようとします。
What/商品を販売
How/利点を売り出す
Why/……?
しかし、
世間で言われるヒット商品の開発会社や
偉業を成し遂げた人々は違います。
Why/商品を使って便利な世の中にしたいから
How/ユーザーフレンドリーな製品を製造し、
What/商品を提案する
この「Why」こそが、
ファン心理を動かす要になっています。
「Why」が大切な理由
世の中のほとんどの商品は、
なにを(What)や、
どうやって(How)が押し出されがちで、
なぜか(Why)が隠れてしまいがちです。
しかしビジョンや理念(Why)が明確だと、
共感が生まれやすくなります。
■なぜ、共感なのか?
人間の意思決定を言語系統が司っておらず、
感情が人を動かすからで、根性論や精神論ではなく、
生物学に基づいた理論だ、とサイモン・シネック氏は語ります。
人の考えは口に出さない限り、
その人の頭の中に隠されて
見ることができません。
何も情報がない知らない人より、
よく知っている人のほうが、
身近に感じませんか?
だからこそ、情報を開示することで、
自分自身を知ってもらう必要があります。
そうして、考えを知った人たちの中に、
ファンが生まれます。
ビジネスでは、
そのストーリーが売り上げにもつながります。
▼なぜ、売り上げにつながるのか?
詳しくは下記サイトをご覧ください。

3.事例紹介
「人は、なにを?(What)ではなく、
なぜか?(Why)に心を動かされる」
サイモン・シネックは、
TEDトークにて、こう述べました。
iPhone/Apple社
iPhoneやiPodを開発したApple社は、
Why/我々がすることすべてで世界を変えるという信念
How/美しくシンプルなデザインで、誰でも使える
What/iPhoneやiPodを売っています。
その信念に共感したファンたちは、
夜中にまで列をなし。
新製品へと並ぶようになります。
飛行機/ライト兄弟
彼らは、世界中ではじめて、
飛行に成功した航空機を発明しました。
彼らは自転車店を営む傍らで、
その信念に動かされた仲間とともに、
航空機の飛行成功に情熱を傾けました。
彼らの強大なライバルは、
彼らが飛行に成功したと聞いて
発明を止めてしまったといわれています。
もし、そのライバルに、彼らのもつ信念があり、
研究と開発を続けていたら、
インターネットのない時代の出来事なので、
歴史が変わっていたかもしれません。
クラウドファンディング
なぜ、ここに行きたいのか、
なぜ、このサービスを提供したいのか?
こういった「Why」を押し出していく
サービスの形として、
クラウドファンディングがあります。
ファンになった人が支援をしてくれて、
支援者は、見返りとしてそのサービスや
商品を受け取ることができるというもので、
ゴールデンサークル理論に当てはまりますよね。
ゴールデンサークル理論以外でも、
サイモン・シネック氏の
TEDトークは面白いものが多いので、
ご興味を持っていただければ、幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。