直感で分かる商品分析!OPQR分析とは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『ますだ』です。
気が付けば、
もう6月も終盤ですね。
京都もいよいよ、
蒸し暑くなってまいりました。
暑さに負けず、
頑張ってまいりましょう!
さて、
父の日ギフト商戦も終わり、
少し落ち着きましたね。
イベントでバタバタすると、
商品を見直す時間が、
取れなくなってきます。
今回ご紹介する、
OPQR分析を使えば、
一目で商品の現状が
分かっちゃいますよ!
-目次-
1.商品が”どのように”売れているかを把握する!
2.OPQR分析とは?
3.こまめな商品分析が黒字化のカギ!
1.商品が”どのように”売れているかを把握する!
突然ですが、
自店舗の商品の現状は、
どのように把握されていますか?
ネットショップを運営する上で、
どの商品が売れているのかは
もちろんなのですが、
どの商品が”どのように”
売れているのかを把握することは、
とても大事です。
商品の現状が把握できれば、
「この商品は単価を上げよう」
「この商品は仕入れを少なくしよう」
といった計画を立てることができます。
計画を立てることができれば、
売上に合った商品管理ができるので、
利益が出てきます。
商品の現状を把握するために、
おすすめの商品分析方法が、
次に紹介するOPQR分析です。
2.OPQR分析とは?
商品分析の方法に、
OPQR分析というものがあります。
以下の図のように、
店舗の商品を、
4つの領域に分類します。
右上から時計回りに、
O・P・Q・Rと、
領域に名前がついています。
X軸(横軸)は、粗利率。
右に行くほど、粗利が高い商品です。
Y軸(縦軸)は、個数。
上に行くほど、多く売れている商品です。
以下のように、
商品がどの領域に分類されているかで、
商品の現状が把握できます。
O領域=OK商品
P領域=Pを上げるべき商品
Q領域=Qを上げるべき商品
R領域=Rescheduleするべき商品
Pは、Price。
商品の価格です。
Qは、Quantity。
商品の数量です。
つまり、商品を売る数です。
O領域にある商品は、
OK商品です。
特に見直す必要のない商品、
つまり、P(商品価格)と、
Q(売る数)のバランスが良く、
効率良く利益が出ている商品です。
この領域に、
全ての商品が該当することが、
最終ゴールになります。
残りのPQR領域は、
見直すべき商品となります。
例えば、
P領域にある商品は、
Pを上げるべき商品です。
商品価格を上げれば、
O領域に商品が入ります。
同じように、
Q領域にある商品は、
Qを上げるべき商品です。
商品を売る数を増やせば、
O領域に商品が入ります。
R領域にある商品は、
Reschedule(リスケジュール)、
つまり、見直す必要のある商品です。
商品価格が低く、
しかも売れている数も少ない、
そんな商品です。
商品価格・売る数、
そもそも仕入れるかどうかを、
もう一度、考え直すべき商品です。
…とこのように、
OPQR分析を活用すれば、
自店舗の商品の現状が把握できるほか、
今後の販売戦略を立てることも可能です!
3.こまめな商品分析が黒字化のカギ!
OPQR分析を行うことで、
商品の現状把握と
今後の販売戦略を立てられます。
では、どのくらいの頻度で、
商品の見直しをすると、
良いのでしょう?
OPQR分析の結果は、
いわば”商品の通知表”です。
通知表を、
どれくらいの頻度で、
通知表をもらうと、
成績が上がりますか?
1年に1回でしょうか?
それとも半年に1回?
3ヶ月に1回?
月に1回?
週に1回?
いや、毎日?
言わずもがな、
答えは”毎日”です。
フィードバックが多ければ多いほど、
軌道修正をこまめに出来るので、
より良い成績をおさめられますよね。
なので、
OPQR分析も、できるだけ、
こまめに行なうことを、おすすめします。
でも、正直言って、
面倒くさいですよね(笑)
そんな店舗様には、
楽々通販2Managementを、
おすすめします。
楽々通販2で、
ネットショップを一元管理しながら、
商品分析もできます。
気になる方は、
ぜひこちらの記事をご覧くださいませ。

さて、いかがでしたか?
6月も残りわずかですが、
雨にも負けず、風にも負けず、
ウイルスにも負けず、
一緒に頑張りましょう。
今回もお読みいただきまして、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみに!
以上「ますだ」でした。
それではまた!