2020年 各モールの出店料、手数料比較してみました

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『おかもと』です。
早速ですが
本日は各モールの出店料や
手数料についてまとめてみました。
新型コロナウイルス拡大により
実店舗のみで販売されていた店舗様も
販路を変え、ECショップに出店される
事例も増えているようです。
そういった店舗様にも
ご参考いただけると嬉しいです(^^)

-目次-
1.モール出店の場合にかかる費用とは?
2.モール別にみてみる
3.自店の利益とは?
4.まとめ
1.モール出店の場合にかかる費用とは?
ネットショップを
開業しようと決めた時
多くの方が
利用を考えるモール出店。
自社ショップだと
集客も自力でしないといけませんが
有名モール出店ですと
モール自体が
大きく集客をしてくれるため
お店の認知度が高まり
売上に繋がります。
イベント開催や
季節の特集なども
案内してくれるので
お店はそれに上手に乗っかれば
販促活動も自然とできますね。
近年はポイント重視の
ユーザーが多いため
モールでお買い物を
楽しむユーザーが年々増えています。
また、複数運営で売上アップのために
販路拡大を考えたり
先日出店者の中で
大きなニュースとなった
楽天市場の
共通の送料込ライン開始のタイミングで
モールの乗り換え検討など
EC運営者にとったら
各モールの比較検討も大事ですね。
同じ商品が売れても
モールが違えば手数料も変わってきます。
それによって
お店の利益も大きく変わってきます。
認知度や集客力が高い分
実店舗でいう家賃となる
出店料と毎月変動する手数料を
ある程度把握して運営をする必要性があります。
「今月はSALEでたくさん売れて忙しかったー!」
と思っていても
後々思ったより利益が出ていない
なんてことにならないように
再度、自店が出店している
または出店する予定をされていたら
要チェックです!
2.モール別にみてみる
下記の4社で比較してみました。
楽天市場
国内で人気が高い楽天市場です。
楽天カード会員ですと
ポイントの獲得倍率が良くなったり
大型イベントも頻繁に開催されているので
モール自体に賑わいがあります。
またこの春から楽天モバイルも
本格的にスタートを切り
モールもますます勢いを増す予感も。
先月3月18日には一部の店舗から
共通の送料込ラインが適用され
3980円以上で実質送料無料となるので
ユーザー側にとったら
さらにわかりやすくショッピングが楽しめるようになりました。
出店プランは4つのプランにわかれています。
また出店すると、担当のECコンサルタントがつきます。
【がんばれ!プラン】
出店料 19500円
PC経由出店手数料 3.5%-6.5%
SP経由出店手数料 4.0%-7.0%
【ライトプラン】
出店料 39800円
PC経由出店手数料 3.5%-5.0%
SP経由出店手数料 4.0%-5.5%
【スタンダードプラン】
出店料 50000円
PC経由出店手数料 2.0%-4.0%
SP経由出店手数料 2.5%-4.5%
【メガショッププラン】
出店料 100000円
PC経由出店手数料 2.0%-4.0%
SP経由出店手数料 2.5%-4.5%
PC経由の売上手数料と
SP経由の売上手数料が異なるので
抑えておきたいポイントですね。
この他にも楽天ポイント分の
1.0%やモールの保守費用1.0%
アフリエイトを経由した売上の2.6%などがあります。
Yahoo!shopping
昨年paypayモールが開店し
消費税増税とともに
キャッシュレス決済の普及率が伸び
スマホ決済の中では断トツ1位の
『paypay』の勢いもあり
利用者数も伸びているようです。
出店料も無料なので
気軽に始められることから
出店を決められる方も多いでしょう。
YahooJAPANから
そのままショッピングが楽しめるところも魅力です。
また、幅広く利用可能なTポイントが貯まるので
特に5のつく日はポイント重視メンバーで、モールが賑わいます。
出店料 無料
月額利用料 無料
クレカ決済手数料 3.0%
アフリエイト料 1.3%
ポイント付与原資料 売上の2.5%
固定費がなかからないところが魅力のYahooです。
Amazon
圧倒的利用率No.1のAmazonJAPAN
Amazonプライム会員の登録者数も年々伸び
ショッピングの需要も伸びています。
『置き配』や『マケプレ』
『FBA』など既に最先端をいくAmazon。
出品は1商品からできる
小口出品と大口出品の2種類の出品方法があり
個人の方から大企業まで様々な方が展開しています。
【大口出品プラン】
月額 4900円
基本制約料はなし
【小口出品プラン】
月額0円
基本制約料販売商品毎に100円
【(共通)販売手数料】
約8%-15%
※カテゴリごとに異なる
au wowma!
aupayマーケットに名称変更をして
ますます勢力も拡大してきている
auwowmaです。
他モールに比べると
歴が浅いモールですが
ほぼ購入経路デバイスが
スマホユーザーの購入率が強いモールです。
20代から30代と
比較的若いユーザーが多いことが特徴です。
出店店舗もどんどん拡大中です。
【コミコミ出店プラン】
各種の決済手数料が一括コミコミでお安くお得なプランです。
また販売手数料が決済手数料の比率と同じでわかりやすくなっています。
月商により、シンプルブランよりもコミコミ出店プランがお得になる場合があります。
入会金 0円
月額利用料 4800円
手数料 4.5%から9%
【シンプル出店プラン】
入会金 0円
月額利用料 4800円
手数料 4.5%から9%
3.自店の利益とは?
これらの手数料なども踏まえ
自店において
本当に大事な数字とは
売上でなく利益になります。
いくら商品がたくさん売れても
セール時の売上がよくても
後々請求がやってくる
モールの出店料や手数料
ポイント利用料などが相殺されたら
利益がなかった・・・なんてことも。
どのモールにおいても
手数料が【 円 】ではなく
【 % 】で計算がされるため
なかなか毎日手計算、というのも難しいものです。
そこで毎月、ある程度の数字を
把握しておくことで
自店の数字と
しっかりと向き合うことができますので
年に一度の決算で
自店を評価するのでなく
毎月見直しをしてしっかりと
そちらを活かすことが黒字への道となります。

4.まとめ
今回は大手各モールの出店料や
手数料をまとめてみました!
費用がかかるとはいえ
やはりモールの集客力は
強いので、はじめの入口として
モール出店から入られる店舗様が多いです。
しっかりとモールで
自店の知名度をあげると
店舗展開のスピードもアップしますね。
一度、意識する部分を
売上で考えていた店舗様は
利益で考えてみませんか(^^)?
自店の棚卸しを毎月しっかりとして
振り返ることで成功への近道になるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
それではまた次回★