売れるECサイトのデザインのコツとは?

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
にしきたに です。
デザインの世界は本当にたくさんの種類があり、
デザイナーさんたちのクリエイティブさを尊敬しています。
みなさんのECサイトのデザインはどうでしょうか?
「デザイン」と聞くと「難しい」「どうしたらいいのだろう」と悩んでいる方はたくさんいると思います。
本日はそのようなお悩みを解決するために、
「売れるECサイトのデザインのコツ」について
ご紹介いたします!どうぞよろしくお願いいたします。
1.回遊しやすいサイト構造とは?
2.お客様の購入意欲をかき立てるデザインとは?
3.売れているECサイトが実践していること
1.回遊しやすいサイト構造とは?
回遊しやすいとは、お客様がページ内を
グルグルと見て回ることを言います。
サイトを訪れたお客様がどのようなルートで
ゴール(購入)までの過程を
辿るのか把握しておきましょう。
ここで活躍するのがAIDMAの法則です。
Attention(注意):知ってもらう
Interest(興味):関心を持ってもらう
Desire(欲求):価値に共感してもらう
Memory(記憶・動機):価値を頻繁に連想してもらう
Action(行動):買ってもらう
「こんな商品があるんだ!(注意)」
↓
「悩みを解決できるかも(興味)」
↓
「欲しいな!(欲求)」
↓
「欲しいという気持ちを何度も思い出す(記憶)」
↓
「購入する(行動)」
このようなルートでお客様は購入というアクションを起こします。
ネットショッピングでは、気軽に24時間お買い物ができるので、「お気に入り登録」や「買い物カゴ」に入れておくというウィンドウショッピングを楽しみながら、取り置きをして購入はいつでもできるというのが魅力の一つだと思います。
私は「お気に入り登録」をよくするのですが、
「欲しいな!」という欲求で止まっていて
緊急性の高くないものはお金に余裕があるときなど
購入できるときに買います。
お客様それぞれのショッピングの仕方があります。
・「悩みを解決できるかも(興味)」
・「欲しい!(欲求)」
という気持ちを引き出すことができるのかが回遊性を上げるポイントとなります。
では、どのようなデザインにすれば、
お客様の購買意欲をかき立てられるでしょうか。
▽▼こちらも是非ご参照ください。▽▼
[clinkurl=”https://www.webworksite.com/2019/04/30/lp_03/”]
2.お客様の購入意欲をかき立てるデザインとは?
信頼性の高いトップページ
初めて自社のECサイトで商品を購入しようとしたとき、お客様はこのような不安をいだきます。
1.商品はいつ届くのか?お届け日の指定はできるのか?
2.送料はいくらかかるのか?
3.返品は可能なのか?返品可能な条件はどのようなものか?
上記の3点が解消されるように、
問い合わせ先や初めての方向けに
コンテンツを作成しておく必要があります。
そのコンテンツの配置するベストなレイアウトは、
ページ上部のお店の看板画像付近におくと
分かりやすくて見つけやすいです。
私は、ネットショップで初めて購入する際に一番気になるのは、お届け日を設定できるのか、送料無料かというところです。
また、初めての方へというコンテンツがあるとすごく安心感があります。
【画像引用元:https://www.mother-house.jp/company/】
会社概要ページで商品の魅力を引き出す
会社概要ページは、最低限の情報しか載っていないサイトが多いです。
そこで、会社の創業から今までの歴史を載せたり、
働いているスタッフの写真を載せて、どんな人が商品を作っているかわかると安心感があります。
スタッフの特集ページ
【画像引用元:https://baycrews.jp/】
こちらの「ベイクルーズ」さんでは、
スタッフの特集ページとしてお気に入りアイテムや
取り扱い商品を使った実際のコーディネートを載せています。
スタッフが着用しているアイテムは、
「オシャレな店員さんが着ているから良さそう!」など具体的に着用イメージを浮かべることができるという点と購入を迷っているお客様に後押しができるという利点があります。
このように実際に働いているスタッフのコメントなどを載せるとより安心感や購入意欲を向上させることができます。
商品ページ(具体的な商品情報)
実際に手にとって見ることのできないネットショップでその商品イメージをいかに具体的に想像してもらえるかがポイントになります。
特にファッションですと試着できないからこそ
失敗したくないという気持ちが強いと思います。
【画像引元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/d-holic/smt/】
商品の詳細画像をたくさん掲載する
・生地の素材感がわかるようなアップの写真
素材によっては、皮膚がかぶれてしまったりという方もいらっしゃるのでどの素材を使っているのかを明記し、素材感がわかるアップの写真を載せると
購入時の不安を軽減できます。
【画像引用元:https://shop-list.com/women/exrevo/po-71/】
サイズ感がわかるような具体性のある画像
(例えばポーチだと実際に物が入っている画像)
このように商品の使用イメージを具体的に浮かべることができる画像を商品ページに掲載することで、
「どれぐらいの物が入るのだろう?」「自分の荷物は入るかな?」といったお悩みを解決できるのではないでしょうか。
3.売れているECサイトが実践していること
具体例:「澤井珈琲」様
【画像引用元:https://www.rakuten.ne.jp/
gold/sawaicoffee-tea/】
11年連続ショプオブザイヤー受賞(2006〜2016年)され、数々の大賞を受賞されています!
ページを開くと上部に大賞を受賞されたことが一目でわかるようになっていて、安心感と信頼性の高いショップという印象を受けます。
そのすぐ下に、楽天のキャンペーンと店舗独自のキャンペーンバナー画像が並んでいて、
「セールがやってる!」とお客様の注目を集めます。
特集ページ
レフトナビに店舗独自のキャンペーンバナー画像を配置されています。ワンコインセールや福袋セールなどがとても興味を惹かれます。
特集ページでおすすめ商品が紹介されています。
レフトナビのバナー画像で誘導されて特集ページを見たお客様にさらに興味を持ってもらえます。
特に初めてページを訪れたお客様は、
購入する商品を決めていない場合が多く、
商品を比較したときに特集ページで購入を後押し
することができます。
私は、特に「冬味グルメ福袋」が欲しい!と思いました。コーヒーはブラックで飲む派なのですが、
この銘柄がいいというようなこだわりはあまりないので、いろんな味のものが一度に楽しめるこちらの商品が気になります。
商品ページ
商品ページで言うと、画像を見ただけで、
商品の魅力や商品の詳細が伝わります。
この商品画像で商品の魅力・詳細情報がわかる
ような商品画像を作りましょう!
サービス・お客様の声
コミカルなキャラクターの挿絵と「詰め込みすぎです‼」というインパクトのある画像で、本当にたくさん詰めてくれているのだなと感じます。
コーヒーの詰め合わせだけでなく、
コーヒーと一緒に楽しんでもらうお菓子がついてくるというお得感が満載です。
「大サービス」の告知の後に、お客様の声を載せることによって本当に喜ばれているという安心感があります。
初めての方向けのコンテンツ
初めての方向けのコンテンツには、
お客様が安心して購入できるように
店長さんの優しいコメントなども載っています。
メルマガの紹介では、可愛らしい登場キャラクターの挿絵や4コマ漫画でメルマガを購読してみようかな、というお客様の興味を引き出されています。
お客様へのメッセージ
”お客様の「美味しい」という言葉があるから
コーヒーを大切に焼き上げてあなたにお届けしています”
私はお客様へのメッセージを読んで、
「お客様のために大切にコーヒーを届けている」
という想いにすごく感動しました。
このような熱い想いをお客様へのメッセージとして
載せているサイトはあまり見かけません。
お客様を大切にされているからこそ、
売り上げを伸ばし続けていらっしゃるのだなと感じました。
購入してくれるお客様がいないとネットショップは運営できません。
「お客様目線でお客様のために」とお客様を大切にする想いがあれば、必ず売れるお店になります。
いかがでしたでしょうか。
「売れるECサイト」にするためには、
まずはデザインのコツを掴んでお客様が購入したいと思うサイト作りをしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。