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楽天市場の”一律送料無料ライン”その後

みなさま、こんにちは!

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する

『おかもと』です。

ついに楽天市場の「送料無料一律ライン」が
2020年3月18日から始まると
今月12月19日に決定しましたね。

以前より楽天市場に出店中の店舗様にとっては
大問題となっていたこの「送料無料一律ライン」ですが
なぜ楽天はこのような運営方針になったのか?

今回はここに注目してお話させていただきます。


 

-目次-
1.楽天の送料一律ラインの概要
2.出店者からの様々な声
3.運営方針を転換した理由とは?

1.楽天の送料一律ラインの概要

楽天がネット通販サイト「楽天市場」で
今年の1月に送料無料の方針を表明した
送料一律無料ライン」。

今月19日に、楽天市場で消費者が3,980円以上
購入した場合、来年3月18日以降は自動的に
送料無料」とサイトに表示されるようになる、と
出店者に通知いたしました。

一部地域は対象外とのことですが
ほぼ全店舗が対象になるようです。

従来は出店者が個別に送料を決めたり
送料無料にする購入額を設定したりしていました。

楽天側が商品価格に送料を上乗せするなどの対応を
求めるが、約5万の出店者の賛否は分かれているようです。

2.出店者からの様々な声

店側が送料を決める権利をなぜなくすのか?

九州で11月に開かれた楽天の役員らと出店者による意見交換会。
出席者によると「送料無料」への厳しい声が相次いだそうです。

「送料を無料にした場合、購入件数は5倍くらい増える。
消費者ニーズの対応で必要だ。」と理解の声を示す一方
「送料コストを商品価格に転嫁すれば、値上げの印象で売れない。
店舗で送料を負担するとなると利益は吹き飛ぶ」と
強い反対の声も出たようです。

今年の10月には「強制的なルール変更は許せない」と
約200の事業者が送料無料の撤回を求める任意団体
楽天ユニオン」を発足しました。
ユニオンは独占禁止法なども含め
公正取引委員会に調査を要請しているようです。

これまでも様々な非難の声が出ていたので
明確な日にちがなかなか決まりませんでしたが
ついに詳細な日が決定したので
驚きと出店者は今後、どのような対策をとって
運営をしていくのか?が気になるところです。

複数モールを運営している店舗さんですと
楽天市場だけ明らかに送料分を商品価格に上乗せする
というのも、消費者側にとっては
ちょっといただけないような気がします…

楽天は「送料無料は長期的には店舗の利用者や売上げも増える。
法令順守にも努めている」としていますが
モール自体が今後、どのように動くのか
送料無料一律ラインが開始以降、注目ですね。

3.運営方針を転換した理由とは?

楽天市場はこれまで出店事業者の
多様な個性尊重することで
成長をしてきました。

三木谷浩史会長兼社長は自著で創業時を
大企業のネット通販はルールが厳格すぎて
失敗していた。自由を奪うのではなく
店舗サイトの運営の裁量はある程度委ねることにした。
と振り返っています。

ですが潮目が変わったのが2013年秋の
「楽天ゴールデンイーグルス日本一記念セール」で
一部出店者が元の価格を不当に上げ、大幅に値引きしたように
みせた「二重価格問題」が起き、消費者の猛反発を
受けました。

この後から消費者対応を優先したルールが相次ぎ
罰金を含む違反点数制度の導入や、決済手段
商品画像の登録ルールの統一も一気に進めました。

こういったルール変更の度に出店者の不満
溜まっていっていたところで送料一律問題
起こり、大問題となったようです。

今後の焦点は

「送料無料」の表記問題
「誰が送料を負担するのか」

になります。

開始まで後4か月弱ほどですが、どのような動きになるのか?
消費者は快適にショッピングができるのか?

今後も注目していきたいと思います。


 

最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)

それではまた次回★

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