宅配ボックスで環境改善!ユーザー満足度も向上

みなさんこんにちは。
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト運営での黒字化を支援する
「もなか」です。
ついに10%に増税されてしまいました…!
今後の経済に一抹の不安を抱えたままですが
時間はまってくれないので今日の記事を更新しますね。
本日は宅配ボックスについての調査です。
ネットショップを運営するにあたって宅配サービスとは
切っても切り離せない存在だと思うので頭の隅に置く形で見ていきましょう。
IoT宅配ボックス
LIXILでは今年の5月から
「IoT宅配ボックスによる再配達削減(CO2削減×ストレスフリー)実証プロジェクト」
というものを行ってました。
ちなみにIoTとはInternet of Thingsの略で、
物のインターネットと直訳され
「身の回りのあらゆる物がインターネットに繋がっている」
仕組みのことを指します。
つまり今回の場合ですと、
インターネットに接続された宅配ボックスを利用した実証実験ですね。
この7月までの中間結果が最近発表されたのですが、
調査を開始する2ヵ月前には再配達率が41%だったところが
16%に減少したそうです。
宅配ボックスによってどのような変化があったのか詳しく見ていきましょう。
IoT宅配ボックスによる再配達削減(CO2削減×ストレスフリー)実証プロジェクト
まずこのプロジェクトは
外出先からでも配達確認や応答ができるIoT宅配ボックスを、
東京都江東区と江戸川区の戸建て住宅98世帯に無償で設置。
2020年3月まで継続し、
再配達の減少によるCO2の削減や
利用者のストレスの変化などを検証しています。
5月から7月までの3か月間の調査をまとめたところ、
宅配事業者の労働時間が141時間削減されました。
これにより杉の木約22本分のCO2吸収量に相当する
301kgが削減されたことになります。
今回の調査対象者のうち8割のユーザーが
「スマートフォンでの宅配ボックスの操作や荷物の状況確認で便利」と感じており
荷物の投函・取り出しなどの履歴確認にも満足しています。
こういった機能に満足しIoT機能を頻繁に使用したユーザーほど
再配達減少に貢献している傾向があります。
ユーザーのストレスも改善
宅配ボックスを設置することにより9割以上のユーザーが
宅配便の受け取りに関する捨てレスが改善されたといった回答をしました。
「再配達を依頼する手間が減った」(91.8%)
「必要な時に荷物が受け取れるようになった」(91.8%)
「配達時に待機することが減った」(88.8%)など、
事前アンケート時に抱えていた悩みなどが改善されている結果となりました。
私も引っ越してきてから宅配ボックス付きの住居になったのですが、
荷物を受け取れないことが多々あったので大変助かっています。
また設置したことによって日々の暮らしにも変化があり、
「荷物受け取りのためのスケジュール調整の手間がなくなった」(94.9%)
「不在票を見るストレスが減った」(89.8%)
「今までより気軽にネットショッピングが楽しめるようになった」 (76.5%)
などの声もあがりました。
荷物が受け取れないとそれだけで残念な気持ちになりますし、
配達する側としても何度も訪ねるのは大変な労力になりますから
お互いにとって良いことだらけですね。
いかがでしたか?
直接ECショップに関係があるわけではありませんが
関係することの知識として入れておくと何かの役に立てるかもしれません。
それでは、また。