『購買意欲』をそそるには? ~限定感をアピールしてみる~

みなさま、こんにちは!
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト経営での黒字化を支援する
『おかもと』です。
先日は『ドンキホーテの購買意欲をそそる手法』についてご紹介させていただきました。
エンターテイメント性のあるお店は
ワクワクするので、ECショップでもついつい再来店しちゃいますよね。
今回は【 限定 】を使って購買意欲がそそる売り方をご紹介させていただきます。
みなさんは限定と書かれた商品を買われた経験はございませんか?
-目次-
1.限定品を買ってしまう理由
2.スノッブ効果について
3.”限定”を使い分けてみましょう
1.限定品を買ってしまう理由
【 限定 】という言葉は、心理学的にも特に女性が限定ものに弱いという傾向にあるようです。
これは「今買わないとなくなってしまう!」という
「即決しなければいけない!」という気持ちになってしまうからです。
たとえ戦略だとわかっていたとしても
「次来たときになくなっていたらどうしよう!」という気持ちになるので
その場で購入を決定するのです。
ですので、女性がターゲットのメインのお店では
【 限定 】というワードの演出は効果が出やすくなります。
2.スノッブ効果について
限定商品の希少性に惹かれる効果を【 スノッブ効果 】といいます。
これは行動心理学のひとつであり【 バンドワゴン効果 】と逆の意味合いになります。
『バンドワゴン効果』についてはコチラ


例えば、このような使い方がスノッブ効果になります。
世界で●個限定!
あと●個限りの限定品!
あなただけのオリジナル商品です!
上記は、自分だけが持っているという特別感を感じさせることができ
優越感や独占欲の付加価値が誕生するのです。
限定品には【 限定 】という価値がつくので、購買意欲をそそることができます。
3.”限定”を使い分けてみましょう
【 限定 】と言っても、いろいろな使い方があります!
実際に【 限定 】を使い分けてみましょう
期間限定
イベントなど期間を決めて販売する際に使える限定です。
例えば、スターバックスコーヒーは季節の変わり目の際などに
期間限定で毎年色々なフローズンが販売されていますよね。
SNSやネット上でも大々的にアピールされています。
私も毎年好きなフローズンが始まるときは楽しみにしていて
並んで買ううちの1人なのですが、よくよく考えると
ドリンク1つなのに結構お高めだなーと思ってしまうときもあります。
でもそこには「スターバックス」のブランド力はもちろん
限定という価値の演出も含まれていて、行列ができるのです。
またボジョレーヌーボも毎年秋頃に今年の味として限定販売されますよね。
たいしてワインの味をよくわからない私でも
なぜか今年もボジョレーヌーボは飲まないと!という
勝手な使命感にかられてしまいます…(笑)
これにも「今年の味」という限定の付加価値が誕生しているからですね。
数量限定
ネット上でも『数量限定○○』というフレーズをみかけたことはありませんか?
追加で生産・販売するのではなく初めから数が限られていることで
希少価値が誕生します。
先ほど期間限定でご紹介した「スターバックス」は
「季節限定商品」と「数量限定」を上手くミックスして売り出している成功事例です。
地域限定
旅先のお土産コーナーやSA(サービスエリア)などでよく見かける
『地域限定商品』。
これもまた「ここでしか買えない!」と思うので、ついつい買ってしまいますよね。
友人や知人でのお土産としても、選ばれやすい【 限定 】の使い方です。
また、旅行先でお土産を買うかの調査では
女性は男性よりも22%をも上回る70.0%が必ず買うと答えています。
年代別では20代が最も多い回答となりました。
このことから『地域限定商品』は若い女性をターゲットに考えると良いことが
わかりますね。
店舗限定
全国で同じチェーン展開をしているお店でも『●●店限定の味!』などの
商品を見かけたことはありませんか?
フルーツタルトで有名な「キルフェボン」では
その店舗でしか味わえないタルトを販売しています。
またSNSを上手に活用しており、Instagramのハッシュタグで
#キルフェボン銀座
#キルフェボン京都
などと検索をすると、かなりの投稿数がヒットしてくるので
自然とシェアされています。
これは上手に口コミを利用して、実際に販売数を上げるマーケティング戦略ですね。
『SNSを使ったマーケティング手法』はコチラ


キルフェボンのタルトは、1つ1,000円ほどするので
他のタルトに比べるとお高めですが【 限定 】という付加価値をはじめ
様々な付加価値で、人気が高いことがわかります。
このような様々な限定から、特別感を演出できることで
特に【 限定 】に弱い女性がターゲットのショップでしたら
マーケティング手法として、上手に活用してみると良いかと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた次回★