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マーケティングに欠かせないペルソナ分析基礎知識!

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みなさんこんにちは。

ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト運営での黒字化を支援する

もなか」です。

本日はペルソナ分析についてご紹介したいと思います。

以前の競合調査についての記事の【2.競合調査の目的って?】にて
「自身の明確なターゲットを把握していますか?」と書きました。


今回はこの明確なターゲットに関するものです。

-目次-
1.ペルソナ分析とは?
2.ペルソナの目的って?
3.ペルソナ分析のメリット&デメリット

1.ペルソナ分析とは?

ペルソナ=“理想の顧客像”のことです。
このペルソナを用いた商品設計や分析などを
「ペルソナ分析」「ペルソナマーケティング」と呼びます。

「いろんな人に当てはまる商品にしたい!」「多くの人に受け入れられる物に」と
万人受けするようなものを作る考え方を真逆から否定した手法です。
ショップの運営やコンテンツ開発だけではなく
プロダクトなど幅広い開発分野で使われます。

ペルソナは、既存の顧客の情報やインタビュー、アンケートなど、
様々なデータを集計することで理想の顧客像が形成されます。

ペルソナのための基本情報として以下の特性を既存の顧客や見込み客から情報を集めます。

-ペルソナに含む特性の一部-
・性別
・年齢
・趣味
・性格
・家族構成
・収入
・1日の過ごし方
・自身のショップを使う理由

記載しているものは一部ですが、必要に応じた特性を追加し、
これらの情報から本当に存在する人物かのように細かい設定することで
プロモーション設計を行う事ができます。

2.ペルソナ分析の目的って?

ペルソナは前途にあるように色々な顧客の情報を集計した上で作られます。
ですから自身のお店を利用している人物像が
はっきりと見えてくることになります。

そして出来上がったペルソナを活用することで
自身の明確なターゲットを把握し、
「どういった相手に」「どんなことを」提供したいのか、
お店全体や商品の方向性を明確にするために行います。

3.ペルソナ分析のメリット&デメリット

メリット

1.共通のゴールが明確になる

グループで何か新しい商品を作ろうと活動する時、
ターゲットが「20代女性」と漠然としたものだと
それぞれの思い描く「20代女性」が形成されていきます。
そうするとうまく情報がまとまらず結局漠然としたものしか出来上がりません。

漠然としたものだと本来届いてほしい人たちに届きませんよね。

こういった認識のズレを防ぐために
ペルソナを使って明確な共通のゴールを設定することができます。

2.ユーザー目線で考えられる

何も定めていない暗中模索状態に比べると、
明確なユーザーの動きや心理などの仮説が立てやすくなります。
ペルソナを用いることで
「どうやって発信するのが良いのか」「デザインはどうするか」など
ユーザーの目線に立った考えをまとめやすくなります。

デメリット

1.間違った理想像が作られる

一番の大きなデメリットがこれです。
調査不足や情報不足の状態でペルソナを形成してしまうと
大きく外れてしまったペルソナが出来上がってしまいます。

また”理想像”だからと個人の主観だけで理想を詰め込むのは以ての外です。
こうして作られたペルソナには何の意味もありません。

2.時間がかかる

性別や趣味などだけではなく
細かなライフスタイルまで設定するペルソナでは、
分析するためには様々な調査、情報を取得、整理する必要があります。

時間がかかるために中途半端な情報のままペルソナを作ると
1つ目のデメリットのようなことが起こりかねません。


メリット・デメリット存在しますがペルソナで実際に成功したものは
世の中に多く存在します。

ペルソナ分析による成功例とやり方については次の機会にご紹介します。
それでは、また。

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