第2回 パレートの法則とロングテール理論の違いとサイト制作 -ロングテール理論

みなさんこんにちは。
ネットショップの活性化を目指し、
ECサイト運営での黒字化を支援する
「もなか」です。
前回はパレートの法則について解説しました。
本日は第2回ということでロングテール理論についてお話しします。
ロングテール理論とは?
ロングテール理論はパレートの法則を覆した理論です。
パレートの法則は
「売り上げの80%は商品全体の20%を補っているが生み出している」
といったものでしたが、一方ロングテール理論は
ヒット商品の売上額よりもほとんど売れていない商品群の方が
売上額を上回る
事を表した現象です。
売上順に商品を並べた時にほとんど売れていない商品群が
長い尻尾のように見えることから
「ロングテール」と呼ばれています。
これは近年のインターネット販売の発達に伴って誕生しました。
主に家電量販店やインテリア、雑貨、セレクトショップなどが当てはまる法則で、
型番商品を取り扱う小売店が主に当てはまります。
主なショップを上げれば
ヨドバシカメラやイオンのオンラインショップが
ロングテール理論に当てはまるショップですね。
実店舗の場合は売り場のスペースに制限がありますが、
インターネット上ではスペースが無限に確保できるため
ほとんど売れていない商品でもたくさん紹介することで
ヒット商品の売上額を超えることが可能になります。
ではこのロングテール理論に基づいて
売り上げを伸ばそうと思ったらどうすればよいのでしょうか。
ロングテールのショップの特徴として型番商品の取り扱いを上げました。
型番商品だけで他社との違いを作る!というのは
中々に難しいですよね。
そこで重要になってくる事が
価格や保証、即日発送などの
消費者にとって便利であるといった付加価値を付けることです。
商品自体に付加価値をつけにくいロングテールのショップでは
サービスで他のショップとの差別化を図る必要があります。
明日はこれまでご紹介したパレートの法則とロングテール理論のECサイトでの活かし方についてです。
それではまた。
イラスト:いらすとや(https://www.irasutoya.com/)より